キリスト教ではイースター(復活祭)は一番重要な祝い日。
2月のAsh Wednesday から始まる40日のレントの間は動物性食物の摂取を節制する(その昔は一切禁止だったようで)ので、その前の火曜日 (Shrove Tuesday/pancake Tuesday)に牛乳や卵・バターを使い切るためにパンケーキを焼いたのだそうだ.
Easter Sundayの前の金曜日、Good Friday(イエスはこの日に十字架に架けられた)には hot cross buns を食べる。
hot cross buns の cross は、十字架を意味するとのことだけど、キリスト教以前の宗教でも似たようなパンをお供えとして使っていたらしい。 ギリシャだとアポロ、ダイアナ、ヘカテに供えた丸いパンにはやはりクロスがあったようだ。 (丸いお供え、日本もありますもんね。)
キリスト教はそれ以前の宗教のさまざまな要素を取り込んでいるんだなぁ。
イースターと言えば「卵」! 40日間食べなかったら相当たまりますよね、卵。 勿論牛乳もですが。 冷蔵技術も発達してなかっただろうあの時代、どうやっていたのかしら~?
イースターにデコレートされた卵を贈り合うのはその40日の間に沢山たまっちゃった卵を使いきるため?な~んて思ったりもしたけど、40 days old eggs だったら腐ってるよね
クリスチャンでないじぇれまいあにとって、イースター=「春」です。 と思って検索したらこんな文章に出会った。
"Easter" is derived from Eastre, or Eostre, the Anglo-Saxon Goddess of spring and dawn. There also is some historical connection existing between the words "Easter" and "East," where the sun rises.
Eastre, or Eostre
へぇ~。 アングロサクソンが信仰していた「春」と「夜明け」の女神の名前 Eastre, or Eostre から来ているんだぁ。 また、日が昇る「東」との関係もあるらしい。
ほ~ら、やっぱり春なんじゃ~ん
この冬は長くて寒い冬でした。 ホント寒かった。
こんなに春を待ち遠しいと思ったことあったかしら? 春を祝って一度も焼いたことない hot cross buns を焼いてみることにします。
明日焼きま~す