グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

もうすぐシベリアへ

2017-03-03 18:51:36 | 動植物

近くの川で越冬している白鳥たちは、もう飛び立ってしまったかなと思いつつ見に行くと、

いました、いました。

 

人っ子ひとりいない川辺、階段を降ろうとすると、いた!

白鳥を下から撮っている、あれは男か女か。前者ならこのご時世ちょっとやばい…と思いつつ白鳥を近くで見たい欲求がまさって降りていく。

「おじゃまします」と声をかけて、顔を見ても一瞬どちらか分からないくらいボーイッシュなカメラ女子でした(ほっ)

間近で見られる感動を共有すると、すぐに打ち解けて言葉を交わす。

私が座ると白鳥たちがいっぱい寄ってきた。どうやら餌をくれると思ったらしい。

彼女の話では、パンを与える人が来たときに、白鳥たちは興奮して、蛇のように鳴いたそうだ。

「へび?」

「シャーって」

 (蛇って鳴く……の?)

おねだりするように立って近づいてくる。「ごめんね、なんにもないんだよね」

 

まだ子供の白鳥がいた。君も大人たちに混ざって長い距離を飛んで行くんだね

君たちが飛んでいったら、春がやってくるんだ。



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