グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

今年の定期演奏会

2008-06-28 08:18:03 | 音楽活動
のち
11月9日(日)室蘭市文化センター
プログラム
バッハ:小フーガ(K先生がオケ用に編曲中)
ブラームス:セレナーデ1番
ベートヴェン:交響曲1番
(ドイツの三大Bですね。偶々なのか意図したのか)

定期演奏会でのベートーヴェンのシンフォニーは私にとって第9をやって以来11年ぶり。その間に演奏した2番と3番は人数過多で降り番。K先生は「くさび形の印は堅く」とまた仰るでしょう。こちらの方は2ndなので(と言い訳し)スコアリーディングはこれから。

ブラームスについてはシンフォニー1番と2番をやっていた最中の先生の名言「モチーフの使い回しが上手い」「お腹の出たフラームスが歩く感じ」「押して押して」「アクセルをふかしながらブレーキを踏むようなもの」を思い出します。でも、シンフォニーと違い、このセレナーデははつらつとして爽やかそして甘美な感じがするのは若いスマートな時代の作品だから?

1楽章アレグロ・モルト
↓この部分は既にホルンやクラリネットで何度も出てきた後の主題なのに、この1小節前が全員休みのせいで緊張と注目を誘う。出だしの3連符2つはまるでプリマドンナが鮮やかに登場する感じで…


↓この部分は音の会話、相手がファゴット→チェロ→コントラバス→チェロ→ファゴットと移る。スラーの終わりの音を愛らしく、音量合わせて。


2楽章スケルツォ
弦と管の呼応が恋人同士のよう。

3楽章アダージョ・ノン・トロッポ
↓何度も出てきたメロディとリズム、名残惜しそうに…
音の動きが美しい3小節目までは何もしない、自分の素直な感情に共鳴させるだけ。さて息をどこで…4小節目頭で取ると後が少し楽だけど、流れを考えれば3小節目…どっちにしよう。
いずれにしても息が苦しい中、クラリネット2重奏のデリカシーを切望。間違っても、クラリネットや低弦のために音を大きくなんかしない!


↓続き…クレッシェンドの出だしは本来pだけど、この3回は下から荷物を持ち上げるようなエネルギーを込めた出だしにしたい。ここはクラとホルンが伸ばしているだけなので、少し時間を頂きたい…色々試したい。


4楽章メヌエット
カチッとした舞曲。前半と後半は大活躍のクラにフルートが絡む。中間は弦が甘く奏でる。

5楽章スケルツォ
ベートーヴェンを彷彿とさせる。

6楽章ロンド
出だしや至る所ギャロップのようなリズム、ブラームスルンルン。
↓ホルンソロの裏ではあるけれど、目立つ。16小節息つく間が無い!カンニングブレス?指さらわなくちゃ、ヤバッ。続いてビオラにも同じフレーズが出てくるけど多勢いるし、息の心配も要らないし、いいな~。


これから4ヶ月間じっくり練習していきます。
さてK先生はどうくるか、今日から3日間第一回目の集中レッスン。


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