裏口のたたきで、日向ぼっこの赤とんぼ。
こんなところで呑気だなぁ。
空ではみんな二匹トンボになって飛び交っているよ。
今週、この場所で珍事が。
パン作りに勤しんでいたところ、仕上げ発酵も中盤に差し掛かり、オーブンを予熱しようとしたら着火しない。
「点検が必要」という意味の数字が出るので、即、燃料店に電話。
「パンを焼こうとしたら着火しないのでガス欠か何か、大至急来てほしい」
どれだけとばしてくれたのか、早々に到着。(個人経営のお店のありがたさはこういうときだ)
そしてすぐに復旧。
ガスボンベは「コンピューター制御」されていて、いつもより使われていたので、制御装置が働いたのだとか。
そんな管理をされていたなんて、知らなかった。。。
9年前、パンを焼くためだけに思い切って購入したガスオーブン。
そして、ガス屋さんは、その説明をしたいというので、滅多に出ない裏口から出て2歩ほど進んだところ…体が1回転して斜面に滑り落ち、瞬間のことながら、「どこまで落ちるんだ」「よりによってスカートだけど、スパッツをはいていて良かった」などと思っているうちに、下方の笹薮がクッションとなって止まった。体勢と足場が悪く、なかなか上がれないでいると、手が差し伸べられ、頭と背中が葉っぱだらけになっただけで無事生還、怪我は無し。
この日焼いていたのは「パン・オ・ノア」クルミ入りのライ麦パン。
過発酵になったけれど、ぎりぎりセーフ。
後日思い出して、おむすびころりんを連想したとき、いの一番がアリスでなかったことを残念に思う(笑) そして手だけ白馬の王子様のシチュエーションも可笑しくて、秋晴れの珍事でございました。