オーロラのささやき~北欧音楽の神秘の調べ
1.メランコリー/カントゥス・アークティクスより(ラウダヴァーラ)
2.ゆるやかなワルツ(メリカント)
3.陽が昇るとき(クーラ)
4.アンダンデ・フェスティーヴォ(シベリウス)
5.あの賛美歌を覚えていますか(メリカント)
6.樅の木(シベリウス)
7.悲しきワルツ(シベリウス)
8.餓えたるものを良きもので満たし/マニフィカトより(シサスク)
9.ロマンス/ヴァイオリンソナタ第三番ハ短調より(グリーグ)
10.5月の夜(バルムグレン)
11.前奏曲(ヤルネフェルト)
12.夏の夜のやさしい風(マテトヤ)
13.前奏曲(カスキ)
14.アラ・マルチャ/カレリア組曲より(シベリウス)
15.ウェディング・ワルツ(アールトイラ)
16.わが子をトゥオネラに(クーラ)
17.子守歌(ヤルネフェルト)
18.フィンランディア賛歌(シベリウス)
演奏は北欧のオーケストラ5団体、合唱5団体
ピアノ:舘野泉
ヴァイオリン:ヤン・ゼデルブロム
このタイトルに惹かれて5年ほど前に購入。
神秘さは感じない、むしろしっくり来るのは同じ北国育ちのせいだろうか。
北欧の音楽は合唱と言われる所以がこれを聴くとよく分かる。
また、重なる歌声を聴いていると、もっとも美しい音がする楽器は人間の声ではないかと思えてくる。
どの曲も暖かく、そしてなぜだか懐かしい。
1曲目のメランコリーは海鳥の鳴き声だけで始まり、やがてオケが自然に被っていく。この鳴き声が聞こえると「たまやん」が必ず「なんだなんだ」という顔でスピーカーの方を見たものだった。それが可笑しくて私は何度もかけた。
4曲目のアンダンテ・フェスティーヴォは我々オケの定演でアンコールに弦の人達が演奏した曲。
大好きなフィンランディアはオケ版しか知らなかった。中間部のメロディーを合唱曲にしている。伴奏無しでシンプルだが(だから)感動的。
今のところ、私が死んだ時に流してもらいたいCDはこれ!
(ただしカレリアを抜いてね)