ピカビア通信

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パリのハンバーガー

2024年10月07日 | 食べ物

 

BSでパリのハンバーガー屋を紹介していた。自分のところのハンバーガーはジャンクではないと言う通り、使ってるものは厳選した素材で、MドナルドやMバーガーとは確かに一線を画していた。パリではそんなハンバーガー屋が増えてるらしい。価格は2000円以上。普通にランチの値段が上がってるパリでは、この値段でも手ごろなのだろう。

でそこのハンバーガー屋はバンズまで手作り。ハンバーグに合うパンを自分で開発。肉はグラスフェッドの牛肉の肩ロースを自分で挽く。味を一定に保つにはこのくらいしないと駄目だ。これで牛肉の風味のある美味いパティが完成する。更にそこはソースではなくチーズがソース代わり。焼いてとろけたものをかけていた。何種類かある中から選べ、多分エダムチーズなんかは置いてない。紹介してたのはマロワール。ウォッシュタイプのちょっと臭いチーズでそこの主人もそんな紹介の仕方をしていた。何でもかんでもマヨネーズの日本とはえらい違いだ。フランスの食文化の奥深さを感じざるを得ない。ポテトも厳選素材を自分のところで生から揚げる。流石フレンチフライの発祥だけある。ただカリカリしてるだけの日本の冷凍ものフライとは根本的に違う。

日本でもグルメバーガーといってそういう方向のハンバーガー屋が増えてきた。まだソースがびちゃびちゃマヨネーズであったり、ポテトが普通の冷凍ものであったりと細部が甘いものが多いが、牛肉の美味さを追求したハンバーガーは、Mドナルドなどのチェーン店のものとは大きく違い好感が持てる。

 

 

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