ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

テネット

2020年10月08日 | 映画


映画「テネット」を見た。分かり難いという評が兎に角多いのでどんな風に分かり難いのかと興味が湧いて見てみたのだ。映画は、大筋としては世界の滅亡を阻止するエージェントの活躍ということになるが、一つ一つの場面が時間的に進行する普通の場面と逆行する場面が同時に同じ画面に現れるという、時間の感覚がおかしくなるような展開が続きかなり幻惑される。過去に戻っていろいろ暗躍だったら単純なタイムマシンものになるが、逆行(巻き戻しのような)と現在進行、パラレルワールドとか相当入り組んだ造りになってるのでかなり分かり難い。つまり論理的に理解しようとしても無理があるのだ。この映画は、何だか知らないがそういうことになるのね、くらいなの感じで見ればそれなりに楽しめる。映像はかなり凝ってるし。それとちょっと説教臭いテーマも最後に明らかになる。
コメント