ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

冬場の作業 2012

2012年02月15日 | Weblog

 

寒い時期は微生物の活動もおとなしいので池の水が濁ることはない。自ずとクリーナーのフィルターの掃除はしなくても済むというわけだが、ここのところの気温の上昇でいきなり濁り始め、二か月分の掃除をそろそろやらなくてはと思い始めた。まだ零下になる日はこれからも多いというのに、この時点で濁るというのは、ちょっと早すぎではないだろうか、という気もするが、つべこべ言ってもしょうがないので、取り敢えず、今年初のフィルターの掃除をやることにした。たっぷりたまったヘドロの中には、流石に生物はあまり確認できないが、それでも赤虫などが蠢いているのが見えた。魚が大喜びの餌だ。ただ、鯉もまだ不活発なので飛びつくかどうか、と思っていたがそんなことはなかった。冬場は一切餌をやってないので、鯉も、断食明けの人間の状態と一緒なのかも知れない。

この時期にしては暖かいとはいえ、気温は2度程度。どうしても水しぶきを浴びるので、体は冷える。こういう時に思うのは、厳寒の中、漁に出ている猟師のこと。あれに比べたらこの程度のことは、それこそ屁みたいなものである、と思うことにしているが、最近すっかり柔になった体は正直であった。寒いものは寒いのである。

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