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ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

国技

2007年12月04日 | Weblog


日本の国技(と言われている)相撲は、まるで何事も
なかったかのように、再び、問題発生源の「朝青龍」
本人の人気にすがろうとしている。
結局、一番重要なのは人気なのである。
反省という名の儀式も済ませ、協会は一安心といった
態である。
本質は変わらないので(儀式性がその魅力にも拘らず
スポーツ化している)、また同じような問題が何度か
顕在化して、徐々に衰退していくのが運命なのだろう。
もう一つの国技、野球も、五輪出場権を獲得と大騒ぎ。
と言っても、大騒ぎするほどのことでもなく、当たり
前と言えば当たり前のこと。
そもそも、五輪競技であることのほうが不思議なのだ
から。
しかし、国技だけあって(この場合の国技というのは、
多くの人がそう思っているという程度の意味)、根強
い人気だ。
日本代表とつければ、なんでも盛り上がるというもの
でもないと思うが、実際は、それだけのことで五割り
増しになるのだから、この点ではサッカーに感謝して
も良いのではないか。
全ては、サッカーWC日本代表によって、日本代表イ
コール興奮熱狂と植えつけられたのだから。

そのサッカーだが、オシムの後釜が岡ちゃんに決定し
た。
この人選はどうだろう。
正直なところ、良いのか悪いのか判らない。
ジーコよりは良いとは思うが、実際どういう風にやる
か見てみないことには。
しかし、周りの状況が変化している分、前回よりも大
変であることは間違いない。
WCに行けるだけで満足だったのが前回だとすると、
今は本選で勝つことまで期待されているから。
実際は、WCに行けることの大変さは変わりないのだ
が。

ボールついでにラグビーの関東学院、大麻問題は思っ
たより根深いようだ。
ハンサンミン監督もショックなことだろう。
イギリスで種を仕入れたということだが、アマチュア
スポーツ界もグローバル化したんだと、ある種の感慨
を覚えた。
などと言うと不謹慎なのだろうが、外国では多分、大
麻など当たり前なんだと思う。
興奮剤とか筋肉増量剤とかの方がむしろ体に悪いので
は、と考えれば、大麻など可愛いものだ、という話で
もないし。
単なる好奇心か、それとも大麻に依存しないとやって
けなかったのか。
大麻だけにとどまっていればそれ程でもないが、そこ
が薬の入り口になるから、やはり問題なのだと思う。
この点で、大袈裟に報道する価値はやはりあるのでは
ないか。
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