Firenze暑いです。相当に。先週は40℃を記録したそうで、昼間に出歩くのは極力避けたいぐらいです。やはりシエスタは理にかなっていますね。ただし、ここは世界中から人がやってくる場所ですから、みなさん日影を求めてもうろうと歩いています。
さて、街の中心部からは少し離れた先生のお宅で最初に作ったものは、
野菜のブルスケッタ/ほうれん草のリゾット/鳥胸肉の詰め物/ティラミス
でした。ブルスケッタを盛り付ける際、お皿の上で盛り付けをするとお皿に具材がこぼれてしまう。また、山盛りのようにしても口に入れた時に口からあふれてこぼれてしまう。先生曰くそういうことはやってはいけない。それは“maleducato”だとおっしゃっていた。そのとおり。やはり見た目が美しくなければ美味しそうに見えないということですね。イタリア人の美意識の高さが垣間見えた瞬間でした。余談ですが、イタリアはお店の美しいディスプレイ大好きです。ショーウィンドウで何度立ち止ったことか!
鳥料理を作った時、中に詰め物をして楊枝で留めたのですが、先生が楊枝のことを「サムライ」と呼んでいました。そういう商品名があることは知っていましたが、こちらの人はそのまま呼び名にしているのでしょうか?ちなみに、辞書によれば「stuzzicadenti」というそうです。