(5/13「マイナーなお話 前篇」 参照)
『どうぞこちらへ・・・』
奥のお部屋に通された僕は後ずさりしてしまいました。
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ご霊前に手を合わさせて頂きご遺族にいろいろお話を伺いました。
『今日の夕方がお通夜なのです。
昔から動物の好きな子でしたが、まさかこんなにとはね~。
独身だからお金も全部趣味に掛けられたみたい』
お姉さまが指差す方向にはネコさんの住処らしきベッドやタワーがあり、
壁も爪研ぎができる様加工してありました。
さらに故人はそのマンションとは別にネコさん専用の部屋を借りてあり
毎日お世話をされていたそうです。
ペット霊苑ではお墓を建立されてはいましたが、
寂しさのあまり納骨できずにいたようです。
『独り身だから寂しかったのでしょうね・・・。』
ご遺族のお話から故人の人柄が少しですが伝わって来、
あらためてご冥福をお祈りさせて頂きました。
おそらくはお骨達のことが心配だろうと感じたからです。
『この子達(お骨)は粗末にならないように私共でお預かりしますので、
安心してお眠り下さい。』
《次回に続く・・・》
彼は姉や母のお陰で行き続けています、
水分&栄養分注射が生命線です。
亡くなった方に亡くなっていた猫達・・・
互いの思いが伝わり新たな世界で暮らしてる
人も猫も関係無い世界
ご先祖と一緒に家族として
そう思いたい・・そう願いたい・・
亡くなったらどうなっちゃうんだろう?
・・・と良く思います。
魂には、「ヒト」や「ネコ」「イヌ」という形はなくなるそうですね。
でも、先に旅立っていった家族・仲間と再会できたりして、
楽しく過ごすことが出来ると信じたいです。
きっと、この世にいる自分達がそう信じる事で、
自分たちも、あっちで待ってる仲間たちも、
救われるんだと思うんです。
コメントありがとうございました!