せっさたくま

広島ペット霊苑がお贈りするブログです。ペットの事や他愛も無い話まで、色んなことを綴っていきたいと思います。

気遣い

2010年11月08日 | 広島ペット霊苑 創業記
昨日はお休みなのに生憎の天気でしたね。

先日ご送迎させていただお客様は、平成7年に他の霊園で火葬された後に弊社の墓地をご購入して下さった方でした。

ご送迎の道すがら、今回のワンちゃんが4ヶ月寝たきりであったこと、寝たきりになったばかりの時「もう駄目だ。面倒がみれないので死んでも構わない。」と心で思ってしまったことを大変後悔したこと、たまたま自分が休みの日に旅立ってくれたこと、火葬は近くでしようと思いながら、たまたま今朝、電話をかけたのがお墓を建てているウチであったこと、などなど沢山のエピソードをお話くださいました。

お話をされながら時折ため息をつかれ、気落ちされている事は運転席からも充分わかりましたが、我々に気を遣われてか、気丈に振舞われているお姿を拝見し、やるせない気持ちになったのは言うまでもありません。

実際火葬、拾骨を済まされた帰り道では、日頃の看病疲れが出られたのか、車の窓にもたれかかり外を見られたり、ウツラウツラされていました。

ご自宅に着く前に本当の寂しさは、家に帰られた後にやってくるもの、でも見送られたワンちゃんは今までの痛みや苦しみから解放されて、先代のワンちゃんと共に元気に空の上で走り回っていることでしょう。とお伝えすると、笑顔で深く頷かれご自宅に戻られました。

飼主様が一日も早く元気になられることを祈りながら送迎を終えました。
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