さくら吹雪

今日はぴーカンですが、こないだの久しぶりの雨は、霊苑の草木を元気にさせてしまい管理人の私達を悩ませる時期がやってまいりました。

さて今日は、先日終わった法要で起こった不思議な出来事をお話しましょう。

昨日もご報告した通り、午前の部は晴天の中での開催となったわけですが、合同供養塔前から納骨堂前の読経が終わり、ご住職の法話が始まって昔を思い出された皆様のすすり泣きの声が聞こえ始めた頃にそれは起こりました。

それまで吹いていなかった風が急に吹き抜けたと思ったら、合同供養塔付近にに咲いていた桜の花が、皆様の涙に誘われたかのように一斉に舞ったのです。

それも綺麗に沢山の花びらが同じように舞う姿は、司会席から見ていた私に物凄く不思議に映りました。

でもすぐわかりました。

それは、きっとこの地に眠る天使たちの「来てくれてありがとう」の代わりだということが。

桜の花びらを使って感謝の気持ちを表すなんて、なかなかニクイですね。