マイリビングダイアりぃ

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カルチャーしました「日曜美術館特別編より」

2020-07-11 | カルチャー 見聞
連日録ったTV番組を観ているわけですが、教養番組を後回しにしてまして先日観たのですが、カルチャーできましたのでご存知の方もおられると思いますがご紹介します。
番組は自粛規制中に特別編集で、日本の絵画15選のP1で紹介されたものです。その5選からピックアップで・・
「日本最古の絵画」(チブサン古墳)と言われてるんだそうです。
この「チブサン古墳」は全く知らなくて・・いままで観た壁画のイメージとは違ってて、凄いカラフルな幾何学模様で、生命力を感じる壁画でした。
古代人の文化や風土を伝える貴重な遺産と言われてます。




「鳥毛立女屏風」これも驚き古文書に「皇帝の娘が鳥の羽のスカートをはいていた」とあったそうで、この絵に描かれてる高貴な女性もきっとそうだったのだと「上村氏」は当時使われてたとさっれる「ヤマドリ」の羽を使って再現されたという放送当時の映像も紹介されました。
当時の貴婦人が本当の鳥の羽のドレスを身に着けてたなんて・・教科書に載った絵を見てただけだったから・・
P1で5選された中から3つ目はお馴染みの物語から・・・
「女三宮」が不義の子「薫」を産んだ場面から解説が始まりました。
「朱雀院」の複雑な表情も「柏木」の葛藤も(細い一本の目の描き方で心情があらわされていると解説されてました)
御簾の模様等周りの俯瞰したものすべて緻密に描かれてて、後に死に至る柏木の自戒の表情も解りやすく伝わってきます。
「源氏物語絵巻」(柏木一~三)の場面を当時のゲスト「寂聴さん、横尾忠則さん」が感想を述べられてて「柏木が自戒の念に駆られながらも、病に伏してるんですけど、ふっくらしすぎに描かれてますね(ダイエットしないと・・ト笑われてました」横尾さんは職業柄「当時は今のような映画を撮るようなクレーンもありませんし、黒が絶妙の配置で、具象と抽象が合体してそこに髪の毛の細い線と模様が音楽的な感じで、俯瞰でとらえてて神仏の目で現実を見ているように描かれてますね」とおっしゃってました。
「吹抜屋台」という描き方のようです。

「リアルを極めた肖像画」として教科書で観た「伝源頼朝像」が解説されました。
ズームされた画面で初めてお顔の眉や髭の緻密な描写、衣の裾の部分の模様なんて初めて知りました。
「平緒(宮中における正装 束帯)」という「帯剣されるときに使う前掛けのような物(刀隠しって解説されてたような・・)」布には鳳凰が織りこまれてました。最初の写真で「小坊主さん」が映ってますが、どんだけ大きな肖像画なんだ~~ってわかりますよね。
「神護寺」の中に入ったことがないのでこの番組で超アップで解説観れてよかったです~~
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