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「ラングから黒沢清へ」濱口竜介監督のお話②~運命~

ラングから、黒沢へと話は戻る。『蛇の道』では、すべてを把握し、黒幕のような存在だった哀川翔が続編となる『蜘蛛の瞳』では、殺された娘の復讐を果たして、生きる目的を失い、いろんなことに振り回される存在になる。『蛇の道』での復讐を遂げられるかという緊張した流れが『蜘蛛の瞳』では、明らかに停滞している…。旧友のダンカンと偶然再会するシーンを観ても、どこか“ゆるみ”、& . . . 本文を読む
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