日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

<音楽夜話> 桐生のビートルズ・ナイト

2008-06-02 | 洋楽
先週、桐生の行きつけのお店で、毎年恒例ビートルズ・ライブがありました。

出演は、六本木「アビーロード」の専属ビートルズバンド「パロッツ」のゴードン野口さんと彼の音楽仲間ポクーン斎藤さん。今年で6回目という恒例行事ですが、毎回毎回素晴らしいステージを聞かせてくれる、知る人ぞ知るの“シークレット・ライブ”なのです。

六本木「アビーロード」と「パロッツ」をご存じでない方に簡単なご説明を。六本木交差点をミッドタウン方向に少々行って右手に折れると、その左手ビルの地階にあるライブ・ハウスが「アビーロード」。その名の通りビートルズ一色のライブハウスで、「パロッツ」はビートルズ・ナンバー専門のハウスバンドなのです。

どっこいコピーと侮るなかれ!レベルの違う演奏力で、初期のナンバーはもちろん、本モノがライブ演奏をしたことのない後期のナンバーまで、ビートルズのほとんどのナンバーを完璧にカバーしているのです。なんたって、本場英国のビートルズ・コンベンションから招待されトリを務めるほどの実力派。海外の多くのアーティストからもリスペクトされ、TOTOやボンジョビ等来日の大物ミュージシャンたちが彼ら目当てにこぞって来店していることからも、その実力のほどが分かろうというものです。

ゴードン野口さんはバンドのポール・マッカートニー役。歌も楽器も達者、しゃべりも上手な明るいキャラの楽しい方です。、パロッツとは別部隊ですが桐生でコンビを組むポクーン斎藤さんはキーボドリストで、とにかくセンス抜群!毎回二人は、ギターとキーボードのアコーステックを基調とした演奏で、まさに限界にチャレンジしたビートルズ・ナンバーを聞かせてくれるのですが、この“限界バンド”がいつも素晴らしいのは、ポクーン斎藤さんの、キーボードアレンジメントの素晴らしさによるところが大きいと感じております(ごめんねゴードン、あなたは当然グレイトですよ!)。

今回も、アコースティック「ヘルター・スケルター」や「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」、ジャズ調「キャント・バイ・ミー・ラブ」バッハ調「ヘイジュード」など、途中休憩をはさみながら約2時間。ほんと、とても二人とは思えない珠玉の演奏の数々を惜しげもなく聞かせてくれました。

そもそもこの企画、会場のお店「ラ・ラピニエル・ユキ」(お料理美味しい!)の“3姉妹”と言われるオーナー母娘が大のビートルズ・ファンで、遠路「アビーロード」に通いつめ、ゴードンを口説き落として実現にこぎつけたというもの。お店のサイズが決して大きくないので席数もごくごく限られたものですから、毎年の開催時には六本木界隈のファンの間でも垂涎のプラチナ・チケットとして話題になっているそうです。

実は私は、このところチケットを用意してもらいながら都合がつかずに欠席が続いていたので、久々の参戦。ますます磨きがかかったお二人の演奏に、本当に感激の一夜でした。「ポールと若かりしジョージ・マーチンがライブをやってるみたいで素晴らしい!」というのが今回の私の感想(ゴードン歓喜の大関コメントでした)。こんな贅沢なライブが桐生で見れることに毎度感謝しております。

「ラピニエル」の皆様、本当にありがとうございます。
ゴードンさん、ポクーンさん、素晴らしい演奏をありがとうございました。
またアビーにも顔出します♪

※当日のセットリスト見つけました
http://homepage2.nifty.com/bt/g&p2008/set08.htm

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