日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

創立3周年雑感

2010-03-31 | その他あれこれ
何気に忘れていたのですが、昨日3月30日は弊社株式会社スタジオ02の創立記念日でして、めでたく3周年を迎えることができました。ありきたりな言い回しではありますが、これもひとえに弊社を力強く鼓舞いただいているクライアントの皆さま、弊社を支える内外のスタッフの皆さまはじめ、ステークホルダーの皆さまのご支援の賜物であると、心より感謝申し上げる次第です。

一般的に企業は設立から3年でようやく“半人前”と言われます。民間銀行でも、一般法人向け融資は、「設立3年以上」が融資対象とできるか否かの大前提要件であり、3年間の事業継続というものはそれなりに価値あるものであると、しみじみとかみしめている次第です。実際に設立3年で、約90%の企業が廃業するか実態を失うかして消滅していると聞きます。しかもこの3年間は決して企業経営にとって楽な環境ではなかった訳で、その意味でも多くの方々に支えられながらよくがんばってきたと、我ながら思うところでもある訳です。

振返ってみれば、設立当初からいろいろと苦難も多く(本当に会社を潰されかねない「勘弁してくれよ」ということもありました)、世間の荒波の洗礼も受けつつなんとかここまで来たと言うのが正直なところです。もちろん規模の大小を問わず、会社である以上は経営における苦労は必ずある訳で、やはりそれを動かす者がリーダーシップを持って「夢の実現」につながる確固たるビジョンを持ち続け周囲を巻き込んでいくことが会社経営をよりよいモノにしていくと、自社、他社を含めこの3年間で大いに実感しております。弊社は事業としてはまだまだ道半ばにも至っていませんが、これからが本当のスタートであると考えて気持ちを引き締めていこうと思っています。

さて3周年を迎えた今、次なる節目はと言えば2年後の5周年でしょうか。今は苦難の末の3周年を感じながら、これをひとつの節目として5周年までの2年間を次なるステップと位置付け新たな気持ちで挑んでいきたいと思っております。とにかく、常に前向きな姿勢を失わず“守り一辺倒”にはならないこと、それだけは会社を作った時に心に決めていたので、会社も自分も“いつまでも若く”いるためにもこの点は心していきたいと思います。くしくも32年ぶりに見た先日のボブ・ディランのライブで、69歳になる彼が最終日のラストにサプライズで歌った曲が「フォーエバー・ヤング(いつまでも若く)」でした。最終日に彼自身を鼓舞したのかもしれませんが、ディラン・ファンの私は“神様”から出されたメッセージとしてシッカと正面から受けとめさせていただき、私も彼に負けないよう「フォーエバー・ヤング」の精神で進んでいこうと誓っております。

そしてもうひとつ。当社の企業理念、「ステーク・ホルダー皆の夢をかなえる企業」。ひとりでも多くの方の夢の実現のお手伝いができますようがんばってまいります。