~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

連弾は暑い季節に?

2006年04月28日 18時57分57秒 | ピアノ
さっと弾くだけで20分以上かかっていた五重奏が終わってしまったので、
ピアノの練習時間には少し余裕が出来てきた。
地味にシューマンをさらっているのだが、どうも燃焼系が足りない。
技術的にはどっちが難しいともいえないのだが、こう「臍下丹田」にぐっと力が入り、
足裏に低音のバイブレーションを(チェロが入るとなおさら)ビシビシと感じるブラームス節がもはや恋しい。

そうはいっても、まずは次の課題にとりかからねばならないので、
久しぶりにグリーグの連弾を合わせてきた。
ブラームスやシューマンを見ていたあとだと譜面自体がスカスカに感じ、
どうも気合がいまいちで(ソロでリストを練習している相方も同じような感じを受けるようだ)、一人での練習はちとだらけがち。
そうは言っても、個人的には頻発する細かいトリルや両手トリルと苦手箇所がたくさんあるので、やらねばならないことは実は多いのだが・・・・。

一回目、こけまくり。ごめん(笑)。
一人で弾くときは、自分の都合のいいポジションで音を出しやすい体勢をとるのだが、
二人だとそれが無理なことも多いのでこれから練習のなかで工夫していかなければならない。
この曲は音を並べるだけならそう複雑でもないし、難しいほうではないと思うのだが、
ダンパーペダルを交替で使用するし、ペダル二本をふたりで踏み分けたりといろんなことをしているので、
手の交差、脚の位置、こういったことに慣れつくしておかないといけないと思う。
並んで弾くというよりは、お互いからだの位置をずらしたり入れ替えたりするという感じで、
ただでさえこれから暑い季節なのに、大変なことになりそうです(笑)。

ともあれ、ひさびさの合わせはかなり楽しかった。
私自身の当面の課題は、すみずみまできちんと音を出すこと(どんな体の向きであれ)、音色の変化(オーケストラの楽器ごとの)をわかりやすくすること。
ふたりの課題は、テンポをもう少し細かく設定すること、強弱の変化の位置を細かく決めること、・・・といったところだろうか。

それと、なんといっても鼻息

はい、がんばりま~す!