~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

ニューミュージックな頃

2006年04月18日 23時22分47秒 | 家族・友人等
大掃除を兼ねた模様替え(ほとんど趣味)をしていたら、
オフコースのカセットが出てまいりました。
『言葉にできない』等のリバイバルが近年あったりもしたので、そろそろ息子も聴くだろうか・・とかけてみました。

『さよなら』

<♪ さよなら さよなら さよならぁぁ もうすぐ外は白い冬
愛したのは たしかに 君だけ そのままの君だけ~♪>

この歌詞については、私、相当長い間、勘違いをしておりました。
恥をしのんで申し上げます。
<♪ さよなら さよなら さよならぁぁ もうすぐ外は白い冬
あしたは あしたで 君だけ そのままの君だけ~♪

だいたい私の耳には<タタ>というリズムに<愛し>という語が対応し切れなかったのでありまして、よって
「さよなら・・・・あしたはあしたの風が吹くよ!
凛とした白い冬に立つ君は美しい!君はそのままでいい!」という
スカーレット・オハラも真っ青の、力強いメッセージソングになっていたのでありました。

そういえば、同時期のチューリップの懐かしい歌にも、勘違いが・・・・。

『虹とスニーカーの頃』
作詞/作曲 財津和夫

わがままは 男の罪
それを許さないのは 女の罪
若かった 何もかもが
あのスニーカーは もう捨てたかい
白いスニーカー 汚さないように
裸足で雨の中 僕等は歩いた
びしょびしょぬれの トレーナーが
乾くまで抱き合った 夏の昼下がり
~~~~~~~~~

「この歌詞のどこを?」と思われるかもしれません。
ズバリ、ここです。

<♪ 若かった 何もかもが あのスニーカーは もう捨てたかい>
          ↓
<♪ たたかった 何もかもと あのスニーカーは捨てた 赤い

もうね、これは、わがままな男とわがままを許さない女の、果てしない闘争の歌です。中ピ連・・ウーマン・リブ・・そういう時代ですね。
なにが凄まじいって、血染めのスニーカーを捨てちゃってるわけです。
すごい青春かも
ちなみにこれを書くために<虹とスニーカーのころ>とタイプしたら、
<二児とスニーカーのころ>と出ました。
「人は世につれ 歌は人につれ」ってなところでしょうか。

歌詞があっても、これだけ「オレ流」にしちゃってる私です。
まして、曲だけのものなんか・・・・
おそろしくて、考えるのも怖い