~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

若葉たん、萌え~

2006年04月06日 23時57分24秒 | 雑感
桜が終わりに近づき、いよいよの季節になってきました。
なにがいよいよかというと、
<萌え>です。
近年この<萌え>が流行って、最初はなんで2ちゃんねるで雅語なんか・・と妙な感じがしたのですが、口語アイデンティティの脆弱な私のこと、臆面もなく染まってます。
近年の<萌え~>についは、なんだかわかったようなわかんないような感じで、しいていえば「ニュアンス」といった理解しかできてないのですが、
もとは<萌ゆ>という自動詞ヤ行下二段活用の古語であり、「植物の芽が出る。芽ぐむ。きざす」の意。現代語では<萌える>(自動・ア下一)という語ですね。
また、<萌え木>という語は、「若芽の出た木。若葉の現れた木」を意味し、これから先のいわゆる「木の芽時」にいくらでもお目にかかれます。

・・・・・・・・とここまで、書いたところで、むずむずして痒いような気になってきました。
白状します。。。子供のころからこの時期は苦手です。若芽の独特の明るい緑は相当刺激的で、長く見てると頭痛がしてきます。
この感覚は今ドキの「萌え~」とは、ちょっと違いますよね、たぶん。

散歩のたびに新芽を見ては「あっ、萌え~」「あっ、萌え~」と鼻血吹きそうなおばさんて、かなりヤバイかも、です。
なんだかウンチク臭いんですけど、最後に・・・
「ヤバい」を広めたのは川端康成の『浅草紅團』だそうです。
クイズ番組でお笑いの長井が「間違いない!」って言ってました(笑)。