北海道中央バスは27日、高速バスの4路線で変動運賃制を導入すると発表しました。
バスで変動運賃制(ダイナミックプライシング)を導入するのは道内初です。
ここではその内容には敢えて触れませんので、詳しくは同社HPをご覧下さい。
→ https://www.chuo-bus.co.jp/
需要に合わせ価格を変動させるダイナミックプライシングは今は様々なところで見られます。
宿泊施設の宿泊料は季節や曜日によって違いますし、飛行機は便ごとに運賃設定が違います。
それは今は当然のこととして皆さん受け入れていると思います。
実は高速(都市間)バスの運賃が季節や曜日ごとに違うというのは道外では当たり前になっています。
利用者はその運賃を見ながら複数競合しているバス会社の中から利用するバス会社を選んでいます。
北海道は今まで、高速(都市間)バスの変動運賃制を導入してきませんでした。
その理由は、本州とは違い競合他社がなかったからだろうな。
今回、変動運賃制を導入するのは以下の4路線です。
スターライト釧路号(札幌ー釧路)、ポテトライナー(札幌ー帯広)、
ドリーミントオホーツク号(札幌ー北見)、高速はこだて号(札幌ー函館)。
この4路線は共に、北海道バスが「ニュースター号」を運行している区間です。
競合他社が現れれば競争原理が働き、経済合理性に基づき合理的な運賃設定がなされる。
これで利用者の利便性が上がれば何よりです。
さて両者、次はどうする?
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