奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

国鉄バス営業所跡(士幌町史跡)

2013-09-27 05:56:54 | 交通



旧士幌駅舎のすぐそばで、偶然見つけました。

案内によると1948年に運行開始、
最盛期には6線13往復を運行したとなっています。

そこには新田線、下居辺線、佐倉ー帯広線、北十勝線、
本別線、高島線、勇幌線等と書いてある。

これだけで既に7線あるのですが、細かいことは気にしない。

それにしても広い範囲に路線を広げていたことがわかります。
廃止は1971年7月、翌月から町有バスに変わったとのこと。

手持ちの1970年1月発行の「鉄道弘済会 道内時刻表」を見てみました。

そこには佐倉線(帯広ー士幌)2往復と新田線(士幌ー士幌高原)2往復、
それに居辺線(士幌ー高島、バスは清澄止まり)3往復が載っていました。

3路線7往復。
廃止の前年なので路線が縮小した後のものでしょう。

もともと十勝地方には帯広を中心に国鉄バスが広くバス路線を持っていました。
帯広駅と富内線日高町駅を結ぶ「日勝スカイライン特急便」という路線もあった。

そんな時代の一翼を担っていた国鉄バスの歴史を今に伝える記念碑です。
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