世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

今年も沖縄に「慰霊の日」が やって来た!

2007年06月14日 | Weblog

言い古された言葉だが戦後60有余年目の節目に新たに不戦

を誓う事を日本国民と共に決意したい。去年は小泉首相が来沖し

哀悼の誠を全戦没者に捧げた。今年は安倍首相が来沖するかどう

か、定かではない。歴代の内閣は日本本土の防波堤となった亡き

沖縄県民に哀悼の辞を捧げるのは日本国民の代表者・責任者とし

て当然である。世界を見渡せば中東が益々、混迷を深める現状に

ある種の諦観が内外に漂っている。東ティモールも例外ではない。

テロ、民族紛争、戦争と地球の火薬庫で頻発している最中に沖縄

戦の教訓を風化させずに未来永劫に不戦を誓う厳粛な式典が執り

行われる意義は深い。6月23日を「不戦を誓う日」として未来永劫

に人類の記憶から忘れさせてはいけない。・・・仲井間弘多県知事

も不戦の誓い、世界に訴えていくであろう!安倍首相の普天間飛

行場の移設先の問題といい、米軍基地の軽減等と、お偉方のこれ

までの厳粛な式辞とは裏腹に戦争はエスカレートする趨勢だ。もう

程々に実行に移す段階なのだが、・・・と幾度思った事か。遺族に

とっても沖縄県民にとっても、もう二度と戦争はしない、という戦争

拒否が哀悼の誠の真姿であり心情だ。幾度か訪れた沖縄「慰霊の

日」!! その度毎に「不戦の誓い」をたてたが世界から戦争が消える

気配はない。どうするのだ。どうしようとしているのだ。誰も分からな

い。どうしようもないのか?・・・そして又分からない! 国や県の為

政者も真実を不問にして、伏して語ろうしない。ありていの、その場

を繕う最大公約数の過去の踏襲した言辞を、これまでに幾度となく

繰り返された。空言の空文化した式辞で茶を濁してきた。理不尽な

巨大な大国エゴが無力な民の双肩に重く圧し掛かり圧殺する。不

戦・悲惨の常套語のオンパレードの羅列・・・。現状・現実の不戦に

繋がる基地・軍隊の撤去・軽減の実行・実効を実現してみせない事

には沖縄県民は永久に政府・県、為政者を信頼しない。又かと醒

めた眼でしかみない。・・・・・・人間の欲望の浅ましさ、残忍さ、テリ

トリー意識、自国民の擁護、自衛権、独立国家、自主防衛権、地球

を分割しての領土の争奪戦、その大義名分・・・と限がない。過去に

天才たちが人間の本質に基づく「人間とは何か」の命題の解明に

狂奔・奔走し、あるいは真摯に追究し自説の理論を構築してきた。

時の為政者は、気候風土、歴史性、民族性に鑑み、その国の容

(かたち)に合った理論を取り入れた。そして歴史の壮大な実験を

繰り返しながら今日の各国の現状に到達したのである。・・・共存

共栄は夢か!幻か!空論か?見果てぬ夢か!! 人類の叡智は、ど

こで、どう機能し実効あらしめるのか。地球という惑星の宇宙船「地

球号」の行く末や未来は・・・試行錯誤して今日も一日が暮れた。

考えずにはいられない今日の世界の現状に悲観するのは私一人

ではあるまい。『共存共栄の棲み分けの理論的構築』の実現にこ

そ人類の叡智を結集し発揮し有効に機能させ全ての条約、国際協

定・法規等は制定すべきだ。為政者よ!その事に腐心し収斂して

解決の糸口を見出してほしい、と願わずにはおれない今日この頃

である。・・・沖縄「慰霊の日」を迎えるにあたり・・・

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■同じ内容でデザインの違うサイト

○http://plaza.rakuten.co.jp/okinawanaha67/

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