世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

サミット閉会後が正念場で真の始まり!

2007年06月09日 | Weblog

ドイツ ハイリゲンダム首脳会議(G8サミット)が閉幕した。多く

の成果と課題を残して来年の北海道洞爺湖サミットへと引き継が

れた。何といっても特筆すべき事は京都議定書を離脱した米国が

参加したことだ。しかも最終日まで数値目標に拘っていた米国が

合意に漕ぎ付けたことだ。議長国ドイツのメルケル首相も成功裏に

終えたことを宣言した。安倍首相も日本がイニシャチブを執り日本

の考えが取り入れられたことに満足の意を表明した。但し、今度の

合意は通過点にすぎない、と本音も漏らした。本格的な機能する地

球温暖化の合意はこれからが正念場である。来年の北海道洞爺

湖サミットで真に機能する地球温暖化対策が論じられる。米国の強

引な反対で数値目標の明示は先送りされ玉虫色の合意になった

が一応の成功を収めた。京都議定書の第一期が08年から12年

に終わるがそれ以後の13年からのポスト京都の継続審議の合意

も確認された。今回の合意は『「地球規模の排出量を50年までに

半減する」ことを真剣に検討する』というものである。この50年まで

に半減する、という根拠は「気候変動に関する政府間パネル

(IPCC)」の削減率にも重なる。曖昧なのは何時から50年までか

が不明である。各国の駆け引きもあり、欧米間の主張の隔たりや

違いもあって、1990年からとする説もあるが合意はされていな

い。サミット直前になって米国は独自に米国主導の主要排出国の

会議を開催する構想を打ち出した。国連の枠組みも視野に入れて

の取り組みも模索されている。来年の洞爺湖サミットでは具体的な

数値目標も話し合わなければならない。排出量の多い中国やイン

ド、ブラジル等も途上国に同列とされ排出義務を除外されているも

の問題である。何れにせよ来年の洞爺湖サミットは日本の真価を

発揮する環境立国、日本の正念場である。如何にして日本が世界

に貢献できるかが問われる。国、県、市町村、各家庭の個々から

出来る小さな実践の取り組みがかけがえのない青い水の惑星、こ

の地球をクリーンにする人類生存の永続的な存続に繋がる。先に

このブログで開陳した小さな実践が大きなうねりとなり小が大を動

かす力になる。足元から地球温暖化に歯止めを掛ける地道な実践

をしていきたいものである。同時に環境技術大国 日本が益々、先

鞭をつけて環境技術に磨きを掛け開発に勤しみ世界のトップの名

に恥じない実践で貢献することである。・・・

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