官製談合の温床 緑資源機構 を廃止し100万人の雇用を創
出する「林業再生プラン」を民主党が提言した。久々のヒットであ
る。・・・緑の森 と ふるさと の昔懐かしい響きのある日本らしい風
景を想起させるプランである。文明の象徴 コンクリートジャングル
に取り囲まれた現代の住環境に挑戦するかの様な心地よい響き!
郷愁を誘うプランである。是非、施策として実現する事を期待する。
その計画の概要を以下に記す。・・・林業を再生し産業として自立
できるようにする。10年後に木材自給率を現在の20%から50%
に引き上げ100万人の雇用を創出する。「緑資源機構」を廃止し林
業関連の公益法人を解体する抜本改革を掲げている。林業をめぐ
る官製談合の悪しき癒着の弊害を払拭し、
1.流通システムを簡素化しコストを下げて国産材の低価格化を実
現する
2.公共建築物の国産材使用の義務化
3.省エネに配慮した木造住宅の普及
4.林業を軸とした山里の再生
5.地球温暖化防止の環境保護策を講じ森林を適正管理する所有
者への直接支払い(検討中)
6.森林組合が小規模森林を集約管理し木材売却益を所有者に還
元する制度の創設 具体的なプランのポイントは以下。
――「森と里の再生プラン」――(民主党)
○独立行政法人「緑資源機構」は廃止、林業関連の公益法人は抜
本的に改革
○木材自給率を10年間で50%に引き上げ
○林業関連で計100万人の新規雇用を創出
○流通システムの簡素化などで国産材の低コスト化を実現。公共
建築物の国産材使用を義務付け
○環境保護策の一環として、森林を適正に管理する所有者への直
接支払い制度などを検討
以上を掲げている。正に文字通り施策として実現すれば林業関連
分野では明るい未来が展望できる。地産地消の国産材の使用は
日本古来の美の創出にも寄与する。日本らしさは緑と森の象徴
「木造文化」が真髄である。千数百年の風雪に耐えて今に生きる木
造建築の粋「法隆寺」にその典型を観る事が出来る。机上のプラン
とせずに党利党略の為の政争の具とせず日本の美の粋を公共施
設は元より一般庶民の住宅にも実現する施策を図ってほしい。政
治も「美しい国」を唱えるなら率先垂範、その政策を具現する方策・
方途を講じるべきだ。良い案は与野党を問わず取り上げて具現化
してほしい。・・・
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