世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

国境の島 与那国島<祖納港>に米艦船 寄港 騒然!

2007年06月25日 | Weblog

日本国最西端の国境の島 与那国 に米艦船2隻が入港した。

掃海艦「ガーディアン」と「パトリオット」である。不開港の<祖納港

>(そないこう)に寄港した。疲弊した辺境の島 与那国 が 自立モ

デルを目指し「自立・定住できる日本のフロント・アイランド」の構想

――政府第十次構造改革特区募集に<国境交流特区>を提案―

―を掲げアジアの南玄関として台湾、東南アジアとの国際航空路

線開設への夢が膨らんだ矢先だった。与那国空港拡張式典では

那覇直行便に加えてその国際航路の開設が至近距離に入ってい

た。今回の米艦艇の寄港でその夢への意欲が殺(そ)がれ町民に

不安を与えた。本来は2隻の米掃海艦は佐世保基地を拠点とする

任務を負っている。何故、今、与那国 寄港なのか?・・・誰の眼にも

疑問が湧く・・・。曰く「親善・友好」と「休養(乗組員)」が目的だと。

ところが非公式に入手した情報によれば中国の軍拡に連動し台湾

有事に備え(北京オリンピックを視野に入れて)情報収集の下検分

が目的だと・・・、そう憶測されている。現に、数日前に与那国町の

繁華街で海軍の先遣隊らしき米兵が安全に寄港する為の水深調

査や客の収容規模等を尋ねている。情報は素早く世界を駆け巡り

台湾や中国に伝播されている。余計な刺激は与えない方がよい。

折角の民間外交で台湾との交易が約束された矢先にかかる歓迎

せざるべき珍事?は避けるに越したことはない。又もや大義名分

がトップダウンで下された。外務省から与那国町長に伝えられた。

当初、与那国町長は台湾との交流を条件に祖納港(不開港)の<

開港>を目指して受け入れに前向きだった。ところが『不開港でも

入港できる、とした米側と外務省の統一見解で寄港できる(法的根

拠<「日米地位協定5条」では開港された港にしか入港できない事

になってはいるが・・・)』、として強行した。・・・余談:当初は燃料

積荷や後方支援や休養、その他で便利な<石垣港>が予定され

ていたが―米側と外務省の約束で―市民の猛烈な反対に合い断

念。急遽、与那国祖納港に決定した。町民も開港に際し米軍や自

衛隊が使用する事でインフラも整備され島の自立や活性化の為に

は防衛費で予算も引き込むことが出来ると賛成派は期待した。他

方、「軍事調査は許さない。与那国は米軍のものじゃない。米兵の

上陸は許さない。島に禍根を残す・・・」と文字通り町民が賛否、二

分された。県サイドは寄港反対を表明している。・・・付則:識者の

今後の見解として・・・

●「米軍はアジア地域でも沖縄 先島を重視」

●「中国の軍拡動向を牽制」

●「フィリピン周辺海域シーレーン(海上輸送路)防衛重視」

●「当面、石垣島入港を断念しているが何れ<石垣島入港>に踏

み切る」

●「潜水艦や空母の海軍力を<西太平洋地域>に移行させる方

針」

●「那覇軍港の音響測定艦での情報収集も米軍の方針に連動して

いる」・・・

何れにせよ一連の寄港や水深調査等は「日米地位協定」を根拠と

しているが独立国家としては独自で行うべきもので関連する所轄

官庁の権限で行うことが当然である。「日米地位協定」を根拠(盾)

にする政府・外務省は内閣としてはお粗末である」と識者は断じて

いる。・・・以上の客観的事実・事例を元に勘案して独自の見解を持

って全ての事例事象に対処していきたいものである。

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