世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

実践現場の主体的活動から真の「創造・芸術」は生まれる!

2007年06月16日 | Weblog

いやしくも方向づけ とか 軌道に乗せる とかで権力を持った国

家が音頭を執っては真の改革は実を結ばない。過去の歴史が証明

している。一部、成功例もあるのだが・・・。百歩譲って―国民の大

多数の意志の表出の議員集団―政府・与党が数の論理で最終的

にはどうにでもなる、意のままにできる(民主主義国家であるかぎり

は)―採決に至るまでの手続き―。その結果として法制化するとそ

れに従うのは法治国家の国民の義務である。だからこそ民主主義

の結果、誕生したあらゆる法律は望ましい容(かたち=内容)で機

能するものにしなければならない(後に改正することを視野に入れ

て)。国民の実態(生活)に根ざした 生きて働く 法律にしなければ

ならない。多数の数の論理で慎重審議すべき法案があれよ あれよ

という間に成立していく。振り返ってみると歴代内閣では法案成立

が短兵急に早すぎて多い。考える暇(いとま)もなく思考停止に陥っ

ている感さえする。法案の多数の成立が目的ではないはずだ・・・。

常套語が「戦後60有余年に世界の情勢が劇的に変化した。それ

に対応すべき国家体制も変えていく必要がある。綻(ほころ)びた

法律、体制は変えなければならない。それが”美しい国”への道、

<戦後レジーム>の意味するところだ」・・・と。戦後成立した憲法も

教育基本法も<個人主義>に重点を置き過ぎ<公共の精神>が

欠落した。その歪(ひずみ)が現今の深刻な問題を引き起こしてい

る。家庭教育から学校教育ひいては社会教育の面まで・・・とその

理由を述べている。・・・物事が成立する過程には大まかに演繹と

帰納の使い分けが必要だ。短兵急な要請にはトップダウンの演繹

法が有効な場合がある。平常時でもその方法が組織論では有効な

時はある。他方、長期にかけて、じっくりと生育過程を重視し正常

分配曲線を引く様に種から芽が出て茎になり葉になって実を結び

朽ちていく様に、その過程が大事である。特に「国家百年の大計」

には生育過程の節々に通過儀礼ともいうべき道筋を通らないと本

物には成り得ない。憲法然り、教育基本法然り・・・である。具体的

には教育現場の地道な実践の積み重ねが教育の文化遺産となり

その上に新たな実践が積み重ねられ、生まれ、確固たる揺ぎない

本物の実践が<創造>される。内面から必然的に湧き出る内発の

ものこそ黙っていても子どもの心を揺さぶり動かし行動を規制して

いく。何が善で、何が悪かを弁(わきま)えて行動に結びつく。なか

んずく情操教育は内発的心の奥から湧き出る、震える様な感動体

験が本物の創造・創作に繋がる。子どもの心を変革する。有り体に

言えばバランスの取れた教育がその子の人格を形成していく。教

育現場を預かり実践している教師の日常の活動にこそ何よりも尊

重せねばならない・・・。・・・どの業界、どの職場にもダメな奴はい

る。法の番人しかり、治安維持が仕事そのものである国家公安委

員会・警察等、官製談合も同じ穴のムジナである。99%の良心的

教師、経験、技術・技量共に優れ成果を挙げている多くの教員を知

っている。1%弱のダメ教師の為に国家が仰々しく「教育関連三

法」を短兵急に成立させていく。何がそんなにタイムリミットの如く、

急(せ)かせるのか、理解に苦しむ。歴史の審判は後世が正しく裁

くであろう・・・。ところが今、切実な問題となっている高校の来年度

の教科書から沖縄戦の「集団自決」についての記述が削除されて

いる事にも意見を述べたい。日本軍の関与があり(生き残りの体験

者の証言がある)紛れもない事実であるにも関わらず歪曲する、あ

たかも中立公平であるかのように装う検査官(足を運んで生き残り

の体験者の証言を聞き取ったか、歴史の検証を専門家として国か

ら委嘱されているのなら堂々と白日の下に論陣を張るべきだ。国家

の機密にしてはいけない。生き残りの証言者<体験者>と沖縄県

民へのそれこそ説明責任がある。日本軍の命令があったのか、な

かったのか、一部にあった、定かでないのならその理由を開陳す

ればよい)の意図が知れない。削除する意図が<初めに在りき>、

で、内部で根回しがあったからこそ文部科学省は今更、覆されな

い、といぶかる。そう疑われても仕方がない。歴史の事実を歪曲す

る事が後代から指弾される羽目に陥る事は火を見るより明らかだ。

暫し立ち止まって歴史の真実に眼を向ける余裕を持ちたいものだ、

と痛切に思う!・・・

○http://d.hatena.ne.jp/naha36/

■同じ内容でデザインの違うサイト

○http://plaza.rakuten.co.jp/okinawanaha67/

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