世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

強か外交の傀儡弱者の悲愴な弁明?!

2006年06月30日 | Weblog
予想された 名"答弁" ・ 迷"弁明" ・ 明"弁解" に遂に唸ってしまった。28年という長い年月を感じさせない出来過ぎた記者会見の弁に言葉を失った。涙なくして有り得ない一世一代の邂逅に親子の情が、さほど感じられなかった。ありきたりの抱擁が画面に映し出されたに過ぎない。80歳余の母親の情だけが真実を伝えている様に思えた。めぐみさんの夫の金氏は北の幹部の一員としての職責が全面に出た感じだ。筋書き通りの弁術に終始した。北の用意した原稿を空読みする場面がテレビを通して見え隠れした。チラチラ俯き加減に棒読みする場面は一目瞭然だった。某テレビ局は丹念に俯き回数を分単位でカウントしテレビ画面に映し出した。説得力があった。成る程と又、唸った。それにしても北の強かさ、外交の上手さに今更ながら敬服した。二つも三つも "貸し" を日本に衝き付け、そして与えた。伸るか反るかの背水の陣で臨んだ強か外交の真髄を観た思いがした。日本外交は正攻法を常としている感は否めない。「相手を見て法を説け」 が外交上の常道だと思う。 あらゆる捻り を入れて相手に当たらなければならない。そういうスタンスが必要だ。ツメの甘さが感じられてならない。従来から指摘された例の 経済制裁 も有力な外交上の手段だ。何時、発動するか、日本国民は固唾を呑んで見守っている。タイミングを逸することなく実動してもらいたいのが偽わざる国民の真意である。今回の件を契機に「拉致家族の今後の態様」をどうするのか、政府としてのスタンスを明示してほしい。