世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

子供の観た{慰霊の日}の「平和祈念資料館」

2006年06月23日 | Weblog

今日6月23日は戦後61回目の沖縄戦終焉の日「慰霊の日」である。日本で唯一の公休日である。歴代の首相も毎年、参拝に訪れている。小泉首相も今年が首相としては最後の "慰霊の日" になる。戦没者に「哀悼の誠」を捧げる為に訪れた。二度と沖縄戦の悲劇を繰り返してならない "誓いの日" である。その事を肝に銘じて今日一日を過ごしたい。翻って子供達は、この ”慰霊の日” をどう観ていたのか、ここに30有余年前の嘗ての6年生が綴った戦跡見学記の「平和祈念資料館」についての記録を紐解いてみよう。・・・

『那覇から約22キロメートル、糸満市摩文仁(まぶに)に平和祈念公園があります。その公園の中に「平和祈念資料館」は、あります。この資料館は戦後、三十余年にわたって貴重な資料を数多く集め、そこには写真、図表、模型、遺品などの資料が展示されています。昭和50年に開館され戦争の本当の姿をありのままに知っていただく為に建てられたものです。今後、この様な資料館が二度と出来ない様に戦争の事について、もう一度、じっくり考えてみたいと思います。祖父母の戦争体験を聴く度に胸が痛みます。平和の世の中に生活している私達には想像もできない恐ろしい体験だったと思います。祖父母の貴重な体験を無駄にしない様に私達は努力していきたいと思います。 (6年 G)

私も一度、訪れたことがありまが、その時の体験が蘇って来るようで異様な感じがします。本当に、この様な姿を二度と見たくはありません。沖縄県民の悲痛な思いであり平和の尊さを噛み締めたい日にしたいと思います。 (父 G)

<学習の手引き>・・・「史跡めぐり」とか、修学旅行、遠足などの時は、あらかじめ資料で調べて、その意義を学び、平和の尊さを噛み締める契機にしたいものだと思います。