世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

陸自隊 サマワ人道復興支援 撤退 に安堵!

2006年06月21日 | Weblog

二カ年半の職責を全うし一人の犠牲者・事故者もなく無事、帰還する事が出来る事を国民の一人として喜びたい。・・・ "お喜び申し上げます。ご苦労様でした" 。・・・世界の中の日本として国際社会に認知されたことは意義深い。人道復興支援を貫き「サマワの治安」に貢献できたことが世界の承認を得た事になった。独立独歩の吾が道を行く一人歩きは、最早、過去の負の産物であり現代には通用しない。世界は志を同じくする者同志が互いの長短を相互に補完し合い「共存共栄」していくのが、これからの世界の趨勢であり在り方だと思う。国連の使命もその一端を担っている。歴代の内閣で小泉政権ほど強運な組閣はなかった。イラクでは紛争終焉後も米兵2,500人余の尊い人命が失われている。それにひきかえ吾が日本の自衛隊は幸運?(他国の犠牲者に思いを馳せると申し訳ないが)にも一人の犠牲者も出さずに職責を全うする事が出来たことは奇跡に近いし喜びにたえない。人道復興支援に対しサマワの国民も感謝の念で、いっぱいだったと思う。国際社会に貢献する日本の今後の在り方にサマワの事例が参考にされ踏襲されていくものと思う。資源小国の日本が世界の一員として貢献できることは武器を使用しない(自衛の為の必要、最小限の事態に対処する以外には)人道支援活動以外にはないし、そういう活動や事態にのみ徹するべきである。次の政権に課せられた案件は山積するが当面は自衛隊を「自衛軍」に昇格?させる事案が ポスト小泉 の懸案議題となる事が予想される。慎重にも慎重を期して取り組み審議してもらいたい。小泉首相の言明(国連や米国との話し合い了解を得て)で陸自隊の撤収・撤退は完了を見るが残置された空自隊の更なる任務が国際社会から衝き尽けられた。その新たな輸送任務はバグラットやトルコ周辺にまで拡大される事になった。陸自隊の数名も連絡係として居残る。肉親・家族にとっては不安であり慙愧の念に耐えないであろう。そういう未決の問題も次期政権の課題であるし取り組まなければならない問題である。国連や米国が今後、どう出て来るか不安材料は後を絶たない。