世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

子供の観た史跡名勝「斎場御嶽」

2006年06月04日 | Weblog

「ひゃーすごい!いったい、どうやって出来たのだろうか」。ここは知念村(今の南城市)役場から東へ歩いて10分、さらに北への山道を5分ほど行った処にあります。この"割れ目"は正面から観ると直角三角形で岩が岩に持たれ掛かかっている"かっこう"をしており、中に入って上を観ると今にも崩れそうな感じがします。昔、国王は部下に命令して、いろいろな事をしましたが毎年、旧暦の2月と8月頃になると国王が直接、 天の神 と 地の神 を祀った、との事です。そして、その後、祭壇を造り「久高島」へ遥拝された、との事です。また琉球最高の女神官「聞得大君」(きこえおおぎみ)が女神官になる時の儀式も、この御嶽(うたき)で行なわれたそうです。儀式が行われる時には、首里から国王のお供をして来た人達や、それを迎える人達で大変、賑わったそうです。ここは、見事に裂けた岩などから神様が住んでいらっしゃる様な感じを強く受けました。今でも、ここを拝みに来る人が多いそうです。昭和30年1月25日に県の名勝として指定されています。 (6年 A)

斎場御嶽には付近を通った折に一度立ち寄ったことがあります。それは、かなり以前のことなので、どの様な処であったのか記憶も薄れています。私の知っている事と言えば大きな岩が三角形に裂けて岩穴になっていたことと、そこが昔、王家の拝所であった、と言う事ぐらいでした。「史跡・文化財めぐり」に仕事の都合で息子と一緒に参加できなかった事を残念に思います。息子が感想文を書くという事で史跡について質問を受けましたが集めてきた資料を読み聞かせることで精一杯でした。 (父 A)

<学習の手引き>・・・少し、むつかしいとは思いますが、"東御廻り"(あがりうまーい)について調べてみましょう。もっと詳しい事が分って、楽しいと思います。