世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

”私利私欲”と「人命の軽視」が諸悪の根源! 

2005年12月15日 | Weblog

一連の「姉歯 耐震強度偽装問題」で世間の耳目を集め日本中を席捲している。今回の社会的事件は今後の全ての業界に有ってはならない警鐘を鳴らした。身を引き締め自省する又とない機会を与えた。その意義は大きい。総じて言える事は”私利私欲”に走り「企業の社会的使命・ミッション」を忘れ蔑ろにした事に尽きる。あまつさえ甚だしい「人命軽視」の最たるモデルとなった事だ。この世に生を受け、人生の全てを賭けて、慎ましいながらも、借り入れ、コツコツと、小金を積み立てて、やっとの思いで手に入れた『我が家』・・・それを一瞬にして失う羽目に陥れられた。くやしい。その心情を、どこにブツケル??・・・

●姉歯元一級建築士の言動・・・木村建設(熊本県八代市)篠塚 明 元東京事務所長から再三に亘って「鉄筋を減らせ、そうしなければ(設計)事務所は他に(幾らでも)ある。<陰の声・・・いやなら、他の設計事務所に鞍替えする>」とプレッシャーをかけられた。一級建築士の誇りに賭けて断る。何度、考えた事か。良心の呵責・痛みを感じたが病弱の妻の入退院の繰り返しに断りきれず、又は仕事が無くなる事が怖くて出来なかった。弱い自分があった。・・・90%を木村建設から請け負っている。設計の構造計算書と図面の作成の偽造に問われている。1、998年から今日まで続いている。220万円のキャッシュバックが篠塚 明 元東京事務所長との間にある事も囁かれている。偽装は一人では出来ない。関係構造的癒着が臭う場面もあった。構造計算書の改ざんを見破った「アトラス設計」が不備を指摘した会議に「総合経営研究所」、「平成設計の担当者」、「篠塚 明 元東京事務所長」、「姉歯氏」も同席していた。民間検査機関の「イーホームズ」は検査が甘い。診て見ぬ振りして通過させていた。被害者のマンション住民には謝罪の言葉「マンションの住民の方々、国民のみなさまにご迷惑をおかけした。深く反省している。大変申し訳ない」と頭を下げた。その他多々。省略。・・・

●関連会社・・・「イーホームズ」(民間検査機関・・・検査が甘い。通過しやしい。構造計算書を観てない。)。 ヒューザー(売り主) 木村建設(施主建設業者・・・篠塚 明 元東京事務所長の所属)。 総合経営研究所(経営コンサルタント・・・指導先と先生の関係で広範な指導をしている。一例、鉄筋を減らせば利益が挙る云々。多々と指摘されている。・・・)・・・一連の業者間の癒着の構図を観て国民はどう、判断し指弾するか、今後の成り行きを見守りたい。・・・