世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

「食の安全」は自己責任で?! 

2005年12月13日 | Weblog
生命の保証は公には任せられない。頼りにならない。信用できない事が明確になった。米国、カナダ産の牛肉が2ヵ年ぶりに解禁になった。吉野家は使用を再開し顧客に従来通り満足してもらう為に提供するという。スーパー等は静観するらしい。政府も万全の対策を執って安全管理には慎重にも慎重を期して輸入に踏み切った、という。いよいよ取捨選択は個人の自己責任の時代に突入することになった。愛用者、嗜好者も食する人と、しない人に二分された。食に纏わるホットな戦いに一喜一憂する事なく生命に関わる重大事だけに私たちも真剣に考えるべきである。それにしても国家間の政争の具にされ政治の駆け引きに”食”という大事な案件が利用されたことには怒りも喉元を過ぎて腸まで達した感を拭えない。怒り心頭に達した、とは従来の常套語だが繰り返し発したい気持ちだ。衣食住の最も基本的な食に関する人間の生きる欲求の最低の基準さえ保障されないとなったら、もう政治も国家も不要である。何のための国だ!政府だ!納税は何の為に有り、するのか、素朴な疑問すらブツケタイ位だ。輸入が現実になり市場に出回ったからには、その取捨選択は個人の自己責任の範疇になり個々人の責任に帰せられた。私達の過負担は益々重くなって来た。この厳しい現実の事態に国民は更なる賢明な判断を要請される事になった。・・・