世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

子供の観た史跡名所「金城大樋川」

2005年12月02日 | Weblog

金城(かなぐすく)とは地名で大樋川(ひーじゃー)とは<”湧き水”を桶(おけ)に集めてそこから落ちる水を水槽に溜めた井戸>のことをいいます。ここは集落が初めて出来た頃から在ったそうです。1,694年に大見武憑武(おおみたけびょうぶ)という人が琉球で初めての製紙を、此処で行いました。又ここは「もやしづくり」が、つい最近まで盛んだった処でもあります昭和52年3月29日に市の史跡に指定されています。 (6年 L子)

 この辺は武家屋敷の多かった処と聞いています。武士たちもここの水を使用したことでしょう。平民と武士が仲良く水汲みをした光景が浮かんで来る様で、かつて平和な琉球王朝時代が蘇って来る様です。

(母 L子)

<学習の手引き> ・・・一度はこの辺を散策して下さい。文化財の多い処なので史跡めぐりとしては最適なコースだと思います。

{資料}:金城町の石畳道の途中にある湧水。樋川(ふぃじゃー)とは、沖縄の伝統的な共同井戸のうち、岩盤の奥の水脈から湧き出した水をそのまま石垣で囲んだ井戸に導き、利用したもの。石畳道はかつて首里城へと通じる主要道路であった真珠道(まだまみち)の一部。行き交う人馬もこの井戸水でのどを潤した。国王が識名園に向かうときもこの前を通ったといい、泉の前に石造りの広場が設けられていることからもこの場所の大切さが伝わってくる。