世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

子供の観た史跡名所「雨乞嶽」

2005年12月10日 | Weblog

済崎山入り口のバス停を降り200メートルほど行くと右側の道の先に「雨乞嶽」(あまぐいぬうたき)があります。昔は日照りが続くと、どこの御嶽(うたき)でも雨乞いをして雨が降るのを祈りました。ここだけ「雨乞」という名が付いた訳は国王や聞得大君(きこえおおぎみ=国王の姉妹)も雨乞いをする為に訪れることもあったからです。聞得大君は昔、琉球の神様を祀る一番、位の高い女の人です。昭和51年4月13日に市の史跡に指定されています。 (6年 Y子)

島国である沖縄は、むかし雨水だけを頼りにしていたので日照りになると、飢饉や飢え死にする人が多かったのでしょう。歴史の過酷さを感じます。 (母 Y子)

<学習の手引き>・・・沖縄には、至る所に御嶽があります。どんな処にあるか、調べてみましょう。

{資料}:首里カトリック教会付近からも、那覇市の夜景を望むことができますが、教会から徒歩2分程度のところにある、アパートの駐車場奥に小さな公園があります。そこからさらに上に登ると、那覇市を一望できる岩場があり、ここが「雨乞嶽」と呼ばれているところです。地元民でも知られていないようなここの場所からは、約100度のパノラマで那覇市内を一望することができます。また遠くには東シナ海も望むことがき、沖縄ならでは夜景です。