世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

子供の観た史跡「旧円覚寺総門」 

2005年12月07日 | Weblog

那覇市首里当蔵(とうのくら)バス停で下車し、歩いて三分の処に琉球大学体育館(当時30年前―今は西原町キャンパスに移転<国立琉球大学>)が在り、その横に「円覚寺総門」(えんかくじそうもん)があります。それは尚真王(しょうしんおう)が1,492年に建てたもので、父の尚円王(しょうえんおう)の霊を祭るために造られました。面積は5,950平方メートルあり高い石垣で取り囲まれています。そこは”琉球三大寺”の一つと言われています。総門を入いり、橋を渡って階段を上ると、お寺の建物が建っていたはずですが30年前は琉球大学のグランドになっていました。(当時の昭和56年頃)昭和47年5月12日県の史跡に指定されています。 (6年 K.M)

文化財に恵まれた首里に住んでいながら、その意義を知らずにいました。ここ円覚寺見学を機会に、まだ行っていない処を廻って子供と共に認識を深めたいと思います。 (父 K)

 <学習の手引き>・・・円覚寺の事については詳しい資料がありますから調べてみましょう。

 {資料}・・・琉球王朝随一の寺院。素朴ながらも荘厳な門「円覚寺跡」。琉球における臨済宗の総本山で、1492年第二尚氏王統歴代の菩提寺だった。これは琉球随一の寺院で、名前の通り鎌倉にある円覚寺を模して造られた。かつては仏殿、山門、鐘等、戦前国宝として指定された重要文化財であったが、沖縄戦で大半を破壊されてしまい、現在では総門と池のみが復元されている。(098-853-5776)那覇市教育委員会文化財課 住所:沖縄県那覇市首里当蔵町1