川(かー)とは井戸のことをいいます。この泉は水量が多く、水質も良いので、そこに住む人だけでなく、日照りの時には他の村の人達も利用していたし、首里城の御用水にもなりました。川の裏側の崖は「あいかた積み」で築き、井戸は長方形に積み上げてあります。1,694年に村内の百姓が大修理を加え、丈夫な井戸が完成したので国王の徳の高さを称えて碑を建てた、との事です。昭和52年3月29日に市の史跡に指定されています。 (6年 T子)
「仲之川」(なかのかー)とは金城大樋川(かなぐすくひーじゃー)と寒水川(すんがー)の中間にあるので、その名が付いたのです。つい最近まで「もやし」作りをしていたが、現在は簡易水道の水源地として水を摂っているだけです。 (母 T子)
<学習の手引き>・・・近くにある井戸には、どんな言われがあるか、調べてみましょう。
{資料}: 「仲之川」は、奥の処にある。「金城大樋川」と「寒水川樋川(スンガーヒージャー)」の中間にあるので「仲之川」と名付けられたようである。水質も良く、水量も豊富で日照りの時には首里城内の御用水にもなっていた。今では水量も減っている。「宝口樋川」も水量が減っている。