秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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ガソリンスタンドの減少は続く

2016-06-02 04:26:19 | 日記
 全国的にガソリンスタンド(GS)の減少が続いている。自動車の燃費性能が向上していることやガソリンの価格競争の激化で市場から撤退する事業者が増加していることなどがあげられる。

 2014年度末には最盛期の半分近くに減少している。今後も緩やかではあるが、減少するとみられる。自動車の燃費性能向上やセルフスタンドの増加、人口減少、若者のクルマ離れなどが影響している。

 過疎化が進む町村ではガソリンスタンドがないか、あっても1軒というケースも増加している。GSは燃料を供給するという重要な店舗であり、できるだけ一定数を残すべきだ。そうでないとガソリンや灯油などの供給に支障を来たし、生活に影響が出ることは確実である。

 過疎地では自治体がGSの運営費の一部を補助することも必要となるケースも出てくるとみられる。みんながみんな、必ずしも遠方まで出掛けることはできないので、最低限の燃料供給場所を維持する必要がある。

 自治体役場や農協など地域の核となる団体がGSの運営に関与すれば、過疎地の生活を守ることにつながり、さらなる過疎化を食い止めることにつながる。

 今後、国は過疎地のGSについて、どのような政策を提示するのであろうか。