USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の運営会社が計画していた沖縄県への進出を取りやめた。
USJの沖縄進出にはかなり無理があり、進出取り止めは当然のことである。沖縄県の人口は143万人であり、増加傾向ではあるものの、所得水準は全国最下位である。第三次産業従事者が85%であり、観光業が主要産業の一つとなっている。
USJは沖縄での年間入場者数の目標を600万人としている。それは沖縄県の人口の4倍程度である。いくら訪日外国人客が増加しているからといって、厳しいといわざるを得ない。
行政の補助金や交通等のインフラ整備、公園などの環境整備を国や県へUSJが求めているという。USJの沖縄県進出に多額の行政負担が生じることとなる。一企業の進出に対し、多額な費用負担は公平性を損なうことにつながり、県民の理解を得られるかどうか疑問が残る。
沖縄県の観光振興は必要であるが、そこに居住する人のことを考えつつ、住民の理解を得ながら、進めるべきだ。そうでないと多額の投資をして、USJが採算が合わないとなると撤退する可能性もあり得るからである。
USJの沖縄進出にはかなり無理があり、進出取り止めは当然のことである。沖縄県の人口は143万人であり、増加傾向ではあるものの、所得水準は全国最下位である。第三次産業従事者が85%であり、観光業が主要産業の一つとなっている。
USJは沖縄での年間入場者数の目標を600万人としている。それは沖縄県の人口の4倍程度である。いくら訪日外国人客が増加しているからといって、厳しいといわざるを得ない。
行政の補助金や交通等のインフラ整備、公園などの環境整備を国や県へUSJが求めているという。USJの沖縄県進出に多額の行政負担が生じることとなる。一企業の進出に対し、多額な費用負担は公平性を損なうことにつながり、県民の理解を得られるかどうか疑問が残る。
沖縄県の観光振興は必要であるが、そこに居住する人のことを考えつつ、住民の理解を得ながら、進めるべきだ。そうでないと多額の投資をして、USJが採算が合わないとなると撤退する可能性もあり得るからである。