2015年3月に北陸新幹線の長野-金沢が開業し、東京-金沢の営業運転となった。開業から1年少しで利用者数が1千万人を突破し、利用状況は好調であるといっていいだろう。
23年には敦賀まで延伸され、福井もルートに含まれている。敦賀-新大阪のルートでは5つの案が出ている状況であり、まだ整備ルートは確定はしていない。
どの案であっても、京都駅と新大阪駅はルートとなっている。これは利用者のことを考えると利便性が高く、ある意味当然のことといえる。東海道、山陽新幹線との接続や将来的に整備されるリニア中央新幹線との接続を考えると極めて適当である。
27年にはリニア中央新幹線の品川(東京)-名古屋が開業予定である。45年には新大阪まで整備される計画である。45年以降だと東海道新幹線からリニア新幹線へ利用者がシフトするので、東海道新幹線の本数が減少することが確実であり、北陸新幹線の乗り入れは問題ない。ただし、リニア新幹線が開業する45年までは東海道新幹線の線路容量が間に合うかどうか、懸念される。
東海道新幹線の東京-新大阪は運行本数が非常に多く、最大で毎時14本程度である。北陸新幹線の京都-新大阪が東海道新幹線に乗り入れるのであれば、毎時3本程度が乗り入れることとなり、容量がひっ迫する可能性が大きい。JR西日本はどのように対処するのであろうか。
今後、人口減少や少子高齢化が進むことを考えると同区間の容量がひっ迫するまではいかない可能性もあり、今後の整備計画が注目される。
北陸新幹線の延伸は今まであまりスポットの当たらなかった日本海側の注目度を高めることとなる。企業誘致や観光振興などで大きなプラスとなることは確実である。
23年には敦賀まで延伸され、福井もルートに含まれている。敦賀-新大阪のルートでは5つの案が出ている状況であり、まだ整備ルートは確定はしていない。
どの案であっても、京都駅と新大阪駅はルートとなっている。これは利用者のことを考えると利便性が高く、ある意味当然のことといえる。東海道、山陽新幹線との接続や将来的に整備されるリニア中央新幹線との接続を考えると極めて適当である。
27年にはリニア中央新幹線の品川(東京)-名古屋が開業予定である。45年には新大阪まで整備される計画である。45年以降だと東海道新幹線からリニア新幹線へ利用者がシフトするので、東海道新幹線の本数が減少することが確実であり、北陸新幹線の乗り入れは問題ない。ただし、リニア新幹線が開業する45年までは東海道新幹線の線路容量が間に合うかどうか、懸念される。
東海道新幹線の東京-新大阪は運行本数が非常に多く、最大で毎時14本程度である。北陸新幹線の京都-新大阪が東海道新幹線に乗り入れるのであれば、毎時3本程度が乗り入れることとなり、容量がひっ迫する可能性が大きい。JR西日本はどのように対処するのであろうか。
今後、人口減少や少子高齢化が進むことを考えると同区間の容量がひっ迫するまではいかない可能性もあり、今後の整備計画が注目される。
北陸新幹線の延伸は今まであまりスポットの当たらなかった日本海側の注目度を高めることとなる。企業誘致や観光振興などで大きなプラスとなることは確実である。