カジノの合法化も必要

　日本ではいわゆるカジノは合法化されてはいない。外国では合法化されている国もあり、アメリカなどで楽しんでいる人もいるという。

　全国では違法カジノで摘発されているケースは８０件程度あるという。このことからカジノの需要は衰えることなく、人間が存在する以上、賭博性を有する行為は消えないといっていいだろう。

　設備や内容、安全性など一定の基準に適しているカジノに対し、許可制あるいは届出制で営業を認めるのはどうだろうか。これにより、国や自治体には歳入をもたらし、地元経済の活性化につながる。さらにカジノがある場所に周辺にはヒト、モノ、カネが集まり、新たなにぎわいを生じることとなる。

　合法カジノの件数は最初はかなり厳しく件数を制限し、その後順次、件数を増やしていけばよいのである。ただし、一定の歯止めが必要であるので、２０～３０件で制限をするべきだ。これにより、他のギャンブル産業への効果を抑えつつ、新たな産業の創出や雇用創出、経済の活性化につながる。

　違法カジノが表れる以上、合法カジノが必要となってきているようだ。