秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

一日一日を大切にし、暮らしや経済を活性化させることを1つの目的とする。

6月18日、新潟市は混雑する

2016-05-17 05:59:25 | 日記
 6月18日(土)、新潟市は確実に混雑する。新潟市では同日、アイドルグループAKB48の一大イベント「選抜総選挙」が開催される。

 選抜総選挙が開催される野球場のハードオフエコスタジアム新潟(同市中央区)周辺はかなりの混雑が予想される。同球場の収容人員は3万人であり、地元の他に県外からも数多くの来客が予想される。

 新潟市の宿泊施設では同日、予約満杯状態が続出。周辺市町村にも波及し、同日に同市で宿泊するのは難しいとみられる。

 AKBに人気があり、たくさんの熱狂的ファンが新潟市を訪れるのは結構であるが、地元にカネがどれだけ落ちるかどうかは今後の取り組みにかかっている。

 バス会社は新潟駅-エコスタジアム新潟を結ぶ臨時バスをピストン輸送で対応するという。JR東日本では新幹線を含め、臨時列車を設定するという。タクシーにも影響は及ぶのは確実である。

 警察は大臣警護並みの警備を実施し、事故がないように万全を尽くすという。

 1日だけの大イベントも結構ではあるが、それだと永続的に人が来ない。単発イベントも全く悪いわけではないが、安定した集客が見込めるイベントや施設がないと一過性のものに終わってしまう。

 AKBの運営会社が今回、なぜ新潟市を総選挙の会場に選択したのか。

奥羽新幹線は必要はない

2016-05-17 04:40:21 | 日記
 山形県は奥羽新幹線(福島-青森)、羽越新幹線(富山-秋田)の整備促進を目指し、建設を促進する機関を設立し、5月中に設立総会を開催するという。

 奥羽新幹線は福島-米沢-山形-新庄-秋田を結ぶ計画路線である。国道13号とほぼ並走している。福島-新庄、大曲-秋田はともに在来線を走行するミニ新幹線で整備されている。整備されていない区間は新庄-大曲となる。

 新庄-大曲は現在でも利用者数が少なく、特急列車は走行していない。特に県境付近では利用者が少なく、経済的な交流も小さいようだ。あえてこの区間に新幹線を建設しても、利用促進にはとてもつながるとは考えられない。

 山形新幹線の山形-新庄は2時間に1本の割合で運行されている。運転本数から考えられると費用対効果はかなり悪いといっていいだろう。投資額に対し、運転本数が少な過ぎ、大きな財政負担となっている。新幹線の建設費負担により、新庄市の財政状況は大きく悪化し、財政再建団体に近いくらいの状況に陥ったこともある。

 山形新幹線を新庄からさらに延伸するとなると、費用対効果はかなり悪いをいわざるを得ない。新庄市を以北では次の市は湯沢市であり、全国と同様、人口減少や少子高齢化が進んでいる。つまり利用者増は期待できないのである。

 現在の国の財政状況は極めて厳しく、今後簡単には改善する見込みはない。今後、人口減少や少子高齢化が進み、税収の大きな伸びは期待できない。社会保障費増大は確実であり、さらなる効率的な財政運営が求められる。このことから奥羽新幹線の整備は必要ないのである。