日々

穏やかな日々を

台風死者、12都県80人に 住宅被害、5万6千棟超 西日本豪雨上回る

2019年10月21日 21時53分34秒 | 地域
台風死者、12都県80人に 住宅被害、5万6千棟超 西日本豪雨上回る
2019年10月21日 (月)配信共同通信社

 甚大な被害をもたらした台風19号の影響で20日、新たに1人の遺体が宮城県丸森町の住宅で見つかり、共同通信の集計で死者は12都県80人となった。不明者は10人とみられる。総務省消防庁は、住宅被害が同日時点で5万6753棟に達したと発表。昨年の西日本豪雨の約5万1千棟を上回る規模となった。
 雨が上がった被災地では、警察や消防、自衛隊などが行方不明者の捜索を続け、住民らは自宅の片付けなどに追われた。ボランティアによる支援も宮城、福島両県で本格化。泥の付いた家財道具を運び出し、炊き出しもあった。
 総務省消防庁によると、住宅被害の内訳は全半壊が14都県986棟、一部損壊が28都道府県2682棟、床上浸水が16都県2万9982棟、床下浸水が21都県2万3103棟。
 内閣府によると、20日現在、11都県の4077人が避難所生活を強いられている。厚生労働省の集計では、7万8269戸で断水が続いた。
 国土交通省によると、土砂災害は20都県で計432件が確認され、堤防の決壊は7県の71河川135カ所に上る。
 宮城県警は20日、丸森町の中野悦子(なかの・えつこ)さん(87)の遺体が見つかったと発表。14日と16日に同町で見つかった2人の遺体の身元を小野新一(おの・しんいち)さん(67)、志賀正英(しが・まさひで)さん(77)と確認した。
 福島県川内村で行方不明になっているのが、付近のトンネル工事を請け負う「安藤ハザマ」の男性従業員(69)であることも判明した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どものスマホ「内斜視」に要注意 高知県内で小学生手術例も 小さな画面、長時間見続けると...

2019年10月21日 21時51分12秒 | 地域
子どものスマホ「内斜視」に要注意 高知県内で小学生手術例も 小さな画面、長時間見続けると...
2019年10月21日 (月)配信高知新聞

 スマートフォンなどの小さい画面を長時間近くで見続けると、片方の黒目が内側に寄る「急性内斜視」を引き起こす可能性が指摘されている。特に子どもが要注意で、高知県内でも「ゲームを一日中していた」という小学生が手術を受けたケースがあった。専門家は「適切な距離を保ち、長時間見続けないように」と訴えている。
 急性内斜視は生後6カ月以降に突然発症する。物が二重に見え、重症の場合は手術が必要になる。
 急性内斜視とスマホとの関連性は2016年に韓国の研究で初めて報告された。浜松医科大では、15年ごろから患者数が増えたというデータもある。
 日本弱視斜視学会などが全国の眼科医を対象に行った調査では、急性内斜視の若者を診察した医師の7割以上が、スマホなどのデジタル機器との関連が疑われると回答。スマホの使用時間を短くすると症状が改善した事例もあるという。
 高知県眼科医会理事の中矢家寿宏(かずひろ)医師(47)によると、目は近くの物を見る時に「寄り目」になり、その状態が長時間続くと目の筋肉が硬直して元に戻りにくくなるという。スマホの画面は視線が外れにくいため、長時間使用することで急性内斜視になると考えられている。
 一方、読書はページをめくる時に視線が外れるため、急性内斜視になる危険性は少ないとされる。
 注意すべきは距離と時間だ。中矢医師によると、スマホや携帯ゲーム機は目から30センチ以上、タブレットは40センチ以上、ノートパソコンは50センチ以上離す。使用時間は、30~40分使ったら10分ほど、または、1時間使ったら30分ほど休憩するのが望ましいという。
 スマホなどは画面が小さく、集中するとどうしても近くで見てしまう人が多い。スマホの画面を別の大きなモニターに映すなど、小さい画面を見ないように他のツールを使う方法も推奨している。
 中矢医師は「使う時間は少ないほど良いが、全く使わないというのは難しいと思う。休憩を取り、使う時間を決めるなど家庭でしっかり管理してほしい。斜視が気になる場合は眼科に相談を」と呼び掛けている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肺がん位置、チップで特定 切除少なく、京大手術成功

2019年10月21日 21時17分04秒 | 大学
肺がん位置、チップで特定 切除少なく、京大手術成功
2019年10月16日 (水)配信共同通信社

 目で確認できない微小な肺がんのそばにマイクロチップを入れ、患部を正確に検知できる装置を世界で初めて開発し、胸腔(きょうくう)鏡手術に成功したと京都大医学部などのチームが15日、発表した。切除部位を少なくでき、肺機能の温存につなげられるという。
 肺がん手術では、コンピューター断層撮影(CT)などで事前にがんの場所を確認する。しかし、早期発見された10ミリ以下ぐらいの微小がんでは、手術に必要な処置に伴って肺の形が変わり、患部の正確な特定が難しく、部位周辺の広い範囲を切除することが多かった。がん部位に色素を注入し切除する方法もあるが、色素が拡散するケースがあった。
 チップは直径1・8ミリ、長さ7ミリのコイル状で、棒状のアンテナを近づけると音が出る。事前にチップをがんのそばに入れ、胸部に開けた穴からアンテナなどを挿入し、音のほか胸腔鏡による映像で部位を確認しながら切除する。
 手術は9月、70代女性に実施し、経過は良好という。今後、乳がんへの応用なども目指す。
 執刀医の佐藤寿彦(さとう・としひこ)・福岡大医学部准教授(開発当時京大准教授)は「日常的に使われるマイクロチップを医療機器に応用した画期的な装置。世界中の肺がん手術で役立ててほしい」と話した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン