新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

温泉はきれいだと信じたい

2023-02-27 23:00:15 | 温泉(秋田)

本日、ニュースショーで福岡の温泉施設が浴槽のお湯を年に2回しか入れ替えておらず、レジオネラ属菌が規定以上に検出されたという話が出ていました。100年以上続く老舗旅館とのことで、今回の経営者は当然創業者ではなさそうです。このため、話を聞いていると、温泉についての思い入れも低かったのかと、感じてしまいました。

掛流だからということを話していましたが、過去に入浴して聞いた施設では掛流でも毎日入れ替えをするし、その際底にはいろいろなものが沈んでいると話していました。掛流でも湯口(流入口)とオーバーフロー口(流出口)の位置によっては、上澄みしか変わらないと云う実験結果もあるようです。

レジオネラ属菌が出ただけで営業停止処分を受ける施設が秋田県内にも毎年出ており、それも知らないと云うのは、どうしたことか。また塩素消毒に関しても検査場では実施となっているものの、現場では未使用だったとのこと。今まで入浴した施設でも、お湯好きな客が多いところで、検査の時だけ塩素消毒を入れると云うインチキをしているところの話は聞いたことがあります。だたその施設はその代わりお湯は毎日入れ替えとのこと。

マスコミも温泉に詳しくない人の取材が多いのか、お湯換えと塩素の2点だけを取り上げていますが、レジオネラ属菌が溜まりやすいのは循環装置のフィルター(ゴミとりろ過)部分。今回はお湯を年2回しか変えていなかったため、浴槽壁などに付着・増殖したことも考えられますが、この施設が循環と掛流を併用(大型施設にはよくある)していたのかや、温泉の泉質によっては菌の繁殖が抑制される場合もあるため泉質なども取り上げられるべきでしょう。

公衆浴場や温泉は汚いという親の教えで育ったこともあり、温泉に入浴した際には、成分を洗い流すことになりますが、必ず上がり湯を浴びてきます。またこれだけの数の温泉に入っていることから、「慣れ」もあり綺麗なものと信じていますが、浴槽内が成分以上にヌルヌルしたり、汚れが洗い場に残っていたり、お湯にゴミや浮遊物があると、次はいいかな?!と思ってしまいます。(写真と本文は関係ありません・過去に撮影)

時々


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