新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

早起きは三文の得ツアー

2022-06-25 23:55:40 | 観光地

今朝は昨晩お泊り頂いたお客様と駅の送迎のついでに「早起きは三文の得」ツアーを久しぶりに開催。

目的地は先日下見した千畑ラベンダー畑ですが、少し時間があったので、最初に通り道だった善知鳥(うとう)地区にある「水板倉」に寄り道。この地域は山の裾野にあり沢水が豊富で、各家に引き込まれており、それを池にして、その上に倉(倉庫)を作っています。倉に入る際に池に板を渡すため、「水板倉」と呼ばれています。こうすることにより害獣や虫を防ぐことが出来、温度湿度は一定に出来、さらにその池にコイなどを放つことで非常食にもなったそうです。道端にあるところで、チラッと見学。

つづいて本命のラベンダー畑。朝8時と云うこともあり、まだ駐車場も畑も人はまばら。前回はほとんど見られなかったミツバチも飛んでおり、ラベンダーをじっくり見てみると、濃い紫色の部分は花芽で、その先に薄紫の花が咲いているというのを、ミツバチが教えてくれました。

帰路、電車まで少し時間があったので、関田地区の円型分水工に寄り道。川から水を田畑に引く際に、その水量で昔は戦いになるほどだったとも云われ、それを決められた量に分けるための施設。県内にも数か所しかないもので、説明されれば面白いものだと思います。

その後、最寄り駅でお客様を降ろして、ツアーは終了。所用時間1時間ですので、当YHで電車までのんびりするのもいいですが、早く動き出せば、それはいいことがあるということで。

さらに昨年から水関連を廻っていますが、こうした形で仕事に生かしています。水板倉も、円型分水工も水を生活の中でどう生かしていくかという知恵です。

のち

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 食用菊の柵立て | トップ | 第2回、早起きは三文の得ツアー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

観光地」カテゴリの最新記事