昨日や連休など、お客様が集まる時期には、どこのYHが良かったなどという噂話に華が咲いているようです。今年はその際にどうしても話題になるのが、田沢湖YHと花巻ならの里YHが立て続けに閉館になったという話です。ここ数年で、雲谷高原、鹿角大湯と2つのYHがなくなった後ですので、北東北のYHの減少は眼を引きます。
現在、秋田県のYHは当YHと秋田市のユースパルの2か所。過去には15か所のYHが秋田県にはあり、1970年代前半にはそのうち11か所が同時に営業していました。かつてYHは、国内最大の宿泊ネットワークとも呼ばれたものですが、昨今はそのネットワークも機能しなくなっています。
ただ、安価な宿、若者向けの宿がすべてなくなったわけではなく、現在では形を変えて、ゲストハウスという名前で多く出来つつあり、YHの認識が変われば、また陽の目を見ることもあるかもなどと、考えてみたりもしています。
のち