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新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

ここに来ての消費税率変更はやめて欲しい

2024-06-12 23:12:23 | 経営

本日日銀から発表された5月の企業物価指数が前年同月比で+2.4%。賃金は上がるものの、それ以上に人件費や運搬費などの上昇から消費者物価は上がり、実質賃金はマイナス状態。このため個人消費はリーマンショック以降の4四半期マイナスが続いている。企業の設備投資も抑制気味。GDPの6割を占める個人消費が増えないと日本経済も下降局面になりかねず、適切な政策対応が求められるとの話。

経済に疎い政治家が次に考えそうなのは、消費税の一時的引き下げ。迫る選挙対策でも一般からの注目を集めるには、と考えそう。でもインボイス導入2年目で消費税率の変更をされたら、個人商店は堪ったものではない。まして新紙幣発行で、その対応にも出費を求められるところも多く、弱り目に祟り目。政府では、そんな個人商店の苦悩より、多くの消費者が喜ぶことをと、言いそうな感じです。

今まで何度か消費税引き下げ、という話が出ては、政府自民党はNOと云い続けてきました。建前上は、過去消費税引き下げを行った諸外国では、引き下げ直前には激しい買い控え、期間限定の引き下げだと、その期限終了に駆け込み需要増はあるものの、税率を戻した途端、反動による買い控えが長く続き、結果引き下げしない方が消費が堅調だったとの調査報告もあるようです。本音としては、せっかく掴んだ大口収入源をみすみす手放すのは、ということもあるし、それに伴う利権もんだいなどもあるのでしょう。

インボイス対応では、まだ始まったばかりで、お店のレシートでは内税表示しているところと、外税表示になっているところが混在しており、記帳の際には四苦八苦し、さらに登録番号まで残す必要があったりと、制度自体がまだ万全とはいえる状態ではないように思えますので、インボイス制度が馴染むまで、税率の変更などは行わないで欲しいものです。

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年金制度改革と物価上昇

2024-05-25 23:01:50 | 経営

昨今、年金制度改革が話題になって来ています。前回(2019年)の年金制度改革では支給開始年齢の上限がそれまでの70才から75才まで引き上げられました。長生きするようになったため、後ろ倒しも選択肢にとの話のようですが、年金基金としては、出来るだけ支払いを先延ばしする意図が見え見えです。

それよりも問題なのが、以前にも書きましたが、今後10年間インフレが続き、物価は倍になる可能性が出て来たと云うこと。今まで年金は物価スライド方式とかで、支給額はデフレの際に減額されるように制度設計が成されてきましたが、果たしてこれがインフレの際にきちんと機能するかどうかです。

物価が10年で倍になるとすると、年率8%ほどの上昇。運用先の株式市場が今後年率平均で8%上昇すると、日経平均が7~8万円にならないといけないし、そんな想像は誰も出来ません。また国債の利回りは現在1%あるかどうか。これでらで運用しているなら、利回り8%を出すのは到底不可能。更に運用にかかわる人件費は5%を超える上昇をしていくでしょうし、年金事務所の立派な建物をみると、物価の上昇に年金が追い付かないのは明らかです。

以前に極僅かながらも手持ちのお金をどう運用するか、ということを書きましたが、65才以降に少しは当てにしていた年金も一段とどうなるか不透明になってきた感が強くなってきました。

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思い立ったらすぐにやらないと

2024-05-20 23:19:20 | 経営

先日来度々書いているように、この冬は雪が少なく、農業にも影響が出る可能性が出てきました。一方で雪どけが早く、例年これからの時期に見頃を迎える八幡平のドラゴンアイは、月初からその気配を見せ始めるほど前倒しになっています。

時期がずれたと云うことで、今年は連休明けに自分でも見てみようと考えていましたが、なかなか思うようにいきません。まず畑作業が延び延びになってしまい、これを終わらせないと気兼ねなく遊べません。連休明けの2週間、快晴になったのは週末のみで、平日は雨かドン曇りで写真映えが厳しい状況。週末は飛び込みのお客様待機が必要だし、出掛けて行っても混雑必至、などと考えていたら、今度は盛んにテレビで状況が流される時期になってしまいました。

やはり、考えたらすぐにやらないと、タイミングを逃してしまいがちです。今年は年初に横手焼きそば巡りを強行しましたが、時間を置いたらダラダラになって、形にならなかったかもしれませんでした。2か月の短期間で集中して行ってよかったと思っています。でも重労働を伴う畑仕事や草刈りなどは、もともとやりたくないという気持ちがありますので、ついづいヅルツルと。さっさとやってしまえばいいのにと、自分でも思っていますが、腰が重くなってしまいます。

一時

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エアコンで暖房を、はダメ?

2024-05-17 23:06:26 | 経営

先日、エアコンの取り付け工事の際に設置する業者に、今回設置のエアコンで冬の暖房として機能するか?という点を聞いてみました。今まで設置していたエアコンはどうせ冬はストーブを使うと云うことから、敢えて冷専のものを購入していました。今回、ストーブも買い替え時期に来たこともあり、また冷専と冷暖の機種は価格面で大差ない点もあり、うまくいけばこれでストーブ代わりにもなるか?と思って、冷暖を選びました。

秋田の設置業者ですので、気候的なこともわかっています。答えは無理とのこと。秋田では冬の気温が低すぎて、室外機が凍結する恐れがあり、それを回避するために室内の暖房機能を止めて、室外機の霜取りに能力の大半がもっていかれる可能性があるとのこと。特に今回の低価格機種では、能力的にも厳しいと。

冬の暖房でも本気で使うなら、「寒冷地仕様」となっているものでないと、とのことでした。暖房機能の強化されたエアコンだと、今回のエアコンの倍近い10万円前後のものとなってしまいます。今回エアコンを設置した客室3つのうち、2部屋は今まで冬季に使用しても1~2日程度。そこまで高価な設備投資をしても、回収できないのは目に見えています。専門家が云うのだから、たぶんそうなんだろうと思いますが、今年の冬に実地テストしてみましょう。

また今年も暑い夏との予報が出ていますが、設置依頼は増えているのかを訪ねると、例年よりもかなり前倒しで来ているとのこと。連休明けに動いていたら、以前のように設置が夏直前になっていたかもしれません。

時々

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連休は完全空振り状態に

2024-05-06 23:05:54 | 経営

本日で春の大型連休も終了。最終日は都会に戻ることを重視する方が多いので、毎年恒例ですが、当YHは静かになりました。それでもいつもなら連休後までパラパラと連休の混雑を避けて来られるお客様があるのですが、今年は電話も静かなものです。連休中に飛び込みのお客様もあるかもしれないと云うことで、食材をある程度調達していましたが、本日から賞味期限を見ながら、それらを一人で黙々と食べることが続きそうです。

今年は連休中にも関わらず、連休明け、むしろ夏休みの宿泊の問い合わせの方が多いようで、せっかく鳴った電話も少しがっかりするということが度々。それでも先の予約が入るのだからと思い直すものの、当YHの場合、3か月前からしか予約を受けていませんので、今だと8月の秋田で開催される竿灯まつりの時期までとなります。中には9月の問い合わせもありますが、事情をお話しして改めて時期になったら連絡頂くようにしています。

今回先の問い合わせが多い理由として、この連休は昨年新型コロナが5類に移行して初めての連休で、ようやく気兼ねなく動けるようになったことに加え、外国人観光客も多く、どこに行くにも混んでいたり、ホテル代や食事代、ガソリン代などの諸物価が値上がりしているため、またホテルが取れないなどのことから、連休の外出を控えて、夏休みに動こうと考えた人が多いのかなと。

過去の経験から見て、3か月間に頂いた予約で、実際に来られる方は半分以下で、途中でキャンセルになることも度々ありましたので、正直あまり期待はしていませんが、今後、今まで控えていた人が動くことになるのであれば、そちらに期待しましょう。

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円安が外国人観光客の多さの理由なのか?

2024-04-30 23:54:24 | 経営

連休前半、テレビでは多くの外国人観光客が押し寄せて来て、京都などでは相変わらずオーバーツーリズムになっているとの話。日本人にとってゴールデンウィークは貴重な春の行楽シーズン。そうでなくとも昔は民族大移動状態だったのだから、なにもこの時期に外国人観光客が来なくとも、と思います。

テレビでは円安が外国人観光客増加の理由としているようですが、とても違和感を感じています。1年前の2023年5月は1$=135円ほどでしたので、10%程度の円安でしかありません。その前年、2022年でも5月は1$=130円ほど。円安が急速に進んだのが2022年3月頃からで、2021年5月だと1$=105~110円ですので、数年前との比較なら3割ほど円安になったと云えそうです。

今回の外国人観光客の多くが、日本での買い物を来日の理由に挙げているようです。かつて日本人も急速な円高の折、海外に買い出しツアーに行った人が多くありましたので、円安が理由の一つになったことは否定できないでしょう。でもそれ以外に全般的に物価が諸外国より安く抑えられてきたことが最大の理由とも云えそうです。その背景には、従来から書いてきたように日本の人件費の安さ。

外国人にとっては、日本の物価は安く感じるでしょうが、日本人にとっては物価の上昇は今後も続くことになるでしょうから、収入が増えない場合は厳しいことになりそうです。また今後1~2年でこれが解消すると云うことも考えにくいようです。

残念ながら、買い物が主目的の外国人観光客が秋田に買い物に来ると云うことは殆どなさそうです。

のち

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宿泊費の大幅な値上がりは統計にも

2024-04-26 23:44:17 | 経営

先日のテレビで、2023年度の消費者物価の中で、宿泊費が前年比25%増と大幅に伸びたとのこと。解説では、外国人観光客による需要増、人手不足、物価上昇との話です。昨年5月に新型コロナが5類になり、外出の自由など数年ぶりに制限なしとなって、日本人もようやく旅行を楽しめるようになり、同時に外国人観光客も一気に押し寄せて来た感じです。

ただ、宿泊施設としては、ここ数年のコロナによる需要減で人手の確保が難しく、100%の稼働率に至らないと云う話もあるようです。都会で高い時給を出せるところならともかく、地方で元々人手がないような場所だと、死活問題かもしれません。秋田の飲食店でも同様で、人手不足を理由に休業した店も出ているようです。

これまで来られたお客様に聞いても、ビジネスホテルも高くなったと云う声が多いようです。需要と供給の関係で、外国人観光客が大挙してきている都会や有名観光地では値上げをしても、泊まらざるを得なくなっているし、訪日外国人は買い物目当てのケースも多く、比較的お金に余裕のある層が多いのかと。さらに言えば、外国では既にインフレがこの10年で進んで、諸々の値段が倍以上になっており、10年前と変わっていない日本での諸物価はホテル代を含めて安く感じるのでしょう。

食事の提供がないビジネスホテルなどは、食料品の価格上昇の影響は少ないかもしれませんが、物の値段だけでなく、電気、ガスなどの光熱費の値上がりのインパクトは大きく、当YHでも以前も書きましたが、一番お客様の来る8月は東北電力のために働いているようなものですので、大型施設では電気代などビックリするほどの料金なのでしょう。

当YHでは値上げをしないでどうにかならないかということを昨年秋から考えて来ています。このことをお客様にお話しすると、お客様が一生懸命節電しようとして、電気を消しまくることがあります。ありがたいことですが、暗いと貧乏くさくなりますので、お客様のいる時には遠慮なく電気をつけています。その代わりお客様がいない日にはできる限りの節電を心掛けています。

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災害時の旅行客の把握は?

2024-04-25 23:42:47 | 経営

今年は正月の能登半島地震、4月の台湾地震、4/16豊後水道地震など2024年には度々被害が出るほどの地震が発生しています。他にもインドネシアで火山噴火など、どうもフィリピン海プレートが元気なようで、ということは専門家にお任せして。

東日本大震災でも感じたことは、被災地の住民は所在確認が可能ですが、そこに旅行に来ていた人たちの所在確認はどうなるのかという点。今回の能登半島地震は元日に起ったこともあり、帰省客が多かったようで、そちらは親戚や知人などから誰が来ていたかがわかるかもしれませんが、観光客に関しては宿泊施設が唯一、誰が来ていたかを知り得る方法でしょう。一応、宿泊施設なら宿帳を完備しているハズですが、偽名で書かれていたらわかりません。また一部の施設では宿帳なしということもごくわずかですがあるようで、そうなると誰が来ていたかは知り得ることが難しくなります。

時期が真冬だったこともあり、キャンプという人は少なかったかと思いますが、近年「車中泊」なんかも人気で、これだと、誰がどこにいたのかすら把握が難しくなります。

家族が家に居たり、高校生辺りでは、宿に到着したら家に連絡すると云う光景が今でもありますが、災害時にはこれが非常に有効になりそうです。でも高齢者の旅行客や一人暮らしの方などはそれも出来ず。そう考えると、宿泊施設の責任と云うのも重要になりそうです。

のち

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エアコン設置費用の払い込み

2024-04-19 23:40:47 | 経営

先日購入した客室のエアコンですが、設置工事のための見積もりが必要とのことで、本日、設置業者が見に来ました。都会では付けられるところに付ければいいのでしょうが、こちらは雪国。積雪時に屋根から落ちる雪が当たらないとか、積み上がった雪で影響を受けないなど、室外機が被害を受けない場所を見極める必要があります。さすがに秋田に住んで20年、大体そうしたこともわかるようになりました。

業者が戻って、少ししてイオンから連絡があり、設置料金が判明。前回、この料金を払うのが遅くなり、設置も遅れてしまいましたので、早々に払い込みに行き、機械の発注を確認しました。これで設置が終われば完了ですが、今年は早くもエアコン市場が動き出しているようで、連休前の設置は厳しいとのこと。連休中だと、客室が連泊で使用中の場合もあるので、連休明けと希望を伝えました。数日後には設置予定日を連絡するとの話です。

今年も昨年同様(以上に?)暑い夏になるとの予報もあるようですので、電気代は気になるものの、お客様には少しはいい環境で泊まって頂けるかと思います。しかし、機械本体の金額より、設置費用の方が高いと云うのは、なかなか納得できないことです。

一時

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エアコンの調達

2024-04-15 23:38:43 | 経営

今日は暑さ爆発状態で危険なので、畑仕事はお休み。大曲29.4℃、横手30.7℃と横手では計測史上最速の真夏日とのこと。このため、当YHの桜は満開、角館手でも枝垂桜は満開、昨日開花のソメイヨシノも六分咲きとなったとのこと。そして本日より角館の桜祭りが開始となりました。

さて、本日は今年の夏に備えて、エアコンの調達に出向きました。先週の新聞チラシでチェックして、一応店に出向いてみて再チェック。

1社目のY社は、破格の3万円台でチラシにでていましたが、売り場の人に声をかけると、あまり売りたくない様子。機械は外国製で故障も多発で困っているとのこと。早々に撤収。

2社目のK社は、目的の機種がありましたが、税込みで5万円台。家電量販店で流行りになっている2台目20%引き、3台目半額というのは、高額機種限定の様子。3社目と同じ機種で、ならば安い方が、ということで撤収。

3社目のA社は総合スーパーの家電売り場。チラシ通り税込みで5万円を切る値段で、今日は5%引きの日。設置等に関しては、少し不安もありますが、数年前もここで買ったので即決。税込みで46,000円、後で株主優待で3%のキャッシュバックもありますので、実質45,000円を切る値段になりました。ネットで買うよりはるかに安くなりました。

3台を発注。これで客室すべてにエアコンが付くことになります。設置は5月連休明けになりそうな気配。ここにも人手不足の影響か?設置費用は、業者が来て、見積もりを取るとのこと。1台当たり3万円ほどで出来ればと思っています。残り15年、果たして元が取れるでしょうか?!

それにしても、昨年秋から、アスベストの調査が義務付けられ、5000円もかかるとな。該当なら工事費用が穴一つにつき∔15,000円というのも、どうしたものか。来年になれば、人件費上昇などの理由で、更に設置価格も上昇しそうです。

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