フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月20日(水) 曇りときどき雨

2020-05-21 12:30:07 | Weblog

7時半、起床。

トースト、ベーコン&エッグ、牛乳、紅茶の朝食。

講義「日常生活の社会学」の第2回の講義資料(PDF)、講義(音声)、課題(レビューシート)をムードルにアップする。学生に公開されるのは明日だが、これがまだ今朝の時点で準備が終わっていなくて、今日中に(深夜の24時までに)準備を終わらせなくてはならないとしたら、かなり切迫した気分になるであろう。できるだけそうならないようにしなくてはならない。

10時半から大学院の社会学コースの教室会議(zoomミーティング)。

会議を終えてから昨日のブログを書いてアップする。

昼食はインスタントラーメン(マルちゃん生麵)に肉野菜炒めをのせて。今日は肌寒いので温かいスープが美味しい。

お八つは蒸しパン。

2時から教授会(zoomミーティング)。サクサク進めば2時間で終わると思ったが、時間のかかる案件もあり、2時間半ほどかかった。

教授会を終えて、散歩に出る。我が家の紫陽花が開花し始めた。

今日で3日続けて日照がない。「五月晴れの谷間」が続いている。もしかして「谷間」ではなくて「梅雨の走り」なのか。週間予報ではお日様が戻ってくるのは日曜日になるらしい。

駅ビルや駅前のゲーセンやパチンコ屋はまだ休業中だが、人の出は戻りつつある。

「神戸屋キッチン」(東急プラザ)で朝食用のパンを買おうと思ったが、いつも買っている「神戸屋スペシャル」はすでに売り切れていた。教授会があと30分早く終わっていたら・・・。ソフトナゲットを購入。

「プレミアムカフェ」に顔を出す。

客は私だけだった。ブレンドコーヒーを注文。テーブルの配置が少し変更されていた。マスターは外出していたが、奥様が「あれこれ変えてみるのが好きな人なんです」と言った。そのようですね(笑)。私は座るのは(空いていれば)入口から2つめのテーブルで入口に背を向けてと決まっている。

今日はコーヒーのお替り(無料)はせず、次の客が入ってきたところで店を出る。すぐには家に戻らず、街中を散歩する。

帰宅する前に「まいばすけっと」によってカレー煎餅とオレオとアーモンドチョコレートを購入。

夕食の時間まで、「日常生活の社会学」のレビューシートを読む。今日が先週の授業のレビューシートの締め切りなのだ。多くの学生は最初の数日間のうちに提出するが(私がそれを推奨していることもある)、締め切りぎりぎりに出す学生も一定数いる。「明日できることは今日するな」をモットーにしているのかもしれない。

夕食は鰹のタタキ、温泉卵、サラダ、豚汁、ごはん。鰹のタタキと豚汁は相性がよい。

鰹のタタキは買う店や同じ店でも日によって味わいが変化するが、今日のは鮮度がよくて美味しい。

深夜、近所をウォーキング&ジョギング。霧雨が降っていて、だんだん体が濡れてきた。いつもの半分ほどでやめておく。

レビューシートの提出は締め切り前10分を切ってからもパラパラとあった。スリルを楽しんでいるのだろうか。

寝る前に、明日のスケジュールをメモに書く。これをやっておくのとおかないのとでは、仕事のはかどりかたに大きな違いが出る。メモ用紙はツバメノートの正方形のメモ帳を使っている。川越に行った時に当地の文房具屋で購入したものだが、使い終わったので、アマゾンに5冊注文した。

2時半、就寝。


5月19日(火) 雨

2020-05-20 13:40:04 | Weblog

8時半、起床。

トースト、カレー、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

講義「日常生活の社会学」の2回目の講義のパート1の収録(録音)をする。

昼食は妻が買って来たテイクアウトの海鮮丼(マグロ、サーモン、イクラ)。

今日は5限(午後4時半から)に演習「現代人と社交」を双方向ライブ配信でするのだが、その前に全員(35名)の自己紹介(BBSに投稿されている)に目を通す。「社交が苦手です」という学生がかなりいる一方で、「社交的な性格だと思います」という学生もそれなりにいる。「社交が苦手」であるにもかかわらず、社交がキーワードのこの演習を履修することにしたのは、「社交が苦手」といっているだけではダメだという気持ちがあるからだろう。もっともこの演習は社交のスキルをアップすることを目的とした授業ではない。現代社会における社交のありかたや、現代人とって社交がもっている意味について考えようとする授業である。だから「社交が苦手」という人は、社交というものを意識(苦手意識だが)しているわけだから、無自覚の人よりもはるかにこの授業に向いているのである。

午後4時半から始まった本番の演習では、13名の学生に改めて簡略な自己紹介をしてもらった上で、BBSに投稿された自己紹介の内容に関して私が質問をし、学生が答えてもらい、他の学生で質問したいことのある人は質問してもらい、学生に応えてもらうという形で進めた。そうやっていると90分で13人しか終わらなかった。残り(22人)は来週である。たぶん来週でも終わらないであろう。それで構わないのである。自己紹介は社交の入口で、自己紹介(他者に自分をどう見せるか)に現代人の社交の特徴の一端が見えると私は考えているのである。

たとえば、多くの学生の自己紹介のスタイルは私が「カタログ型」と呼んでいるタイプである。つまり「私の趣味は・・・」「私の好きな食べ物は・・・」「私の属しているサークルは・・・」「私がやっているアルバイトは・・・」というふうに自分についての情報(データ)をトランプのカードのようにテーブルの上に提示してみせるやりかたである。浅く広く。その中から何かアンテナに引っかかってくれたら、それをとっかかりに会話ができるだろう、親しくなれるだろう、という一種の社交戦略といってもいい。「ストーリー型」も少数ながらいた。それは「これまでの私」を語り、その延長線にいる「いまの私」を語り、さらには「これからの私」(将来の夢など)を語る。それは少々古風で、熱い語りでもある。私には懐かしいが、「カタログ型」が普及している現代では、引かれてしまうかもしれない。と同時に、そういう直球勝負の自己紹介ができる学生への憧れのような気持ちもあるように思われる。

学生からの質問は一人に一人だけと時間の関係で限定したが、質問したかった人はBBS上でやりとりをしてほしい。双方向ライブ配信という場面だけでなく、BBSという場所でも社交を実践してほしい。

「社交が苦手」、しかし苦手のままではダメだと考えている学生向きに、私は実践的なアドバイスを2つした。第一に、「相手の話に耳を傾ける(ちゃんと聴く)こと」。そうすれば自ずから聞いてみたい(質問してみたい)ことが浮かんでくるだろう。そこから言葉のキャッチボールが生まれる。第二に、「相手のいい点、魅力的な点に気づいたら、それを相手に言葉で伝えること」。それはお世辞とは違う。本当にそう思っているわけだから。自分に対して好意(好感)を示してくれる人に多くの人は好意(好感)を持つものである。友好的な関係は発展、持続しやすいだろう。

夕食は豚シャブ(冷製)、かまぼこ、めかぶ、味噌汁、ごはん。

デザートは苺。

講義2(パート2)の収録。そして講義資料の作成。今日のうちちにここまでやれたらという昨日寝る前に立てたスケジュールを達成できた。やれやれ。疲れた。でも、これでゆっくり寝られる。

2時、就寝。


5月18日(月) 雨のち曇り、夜になってまた雨

2020-05-19 11:37:57 | Weblog

9時半、起床。

雨戸を開けると、昨日は陽光に輝いていた新緑が今日は雨水を溜めている。日替わりの天気だ。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。今日は昼食をちゃんと食べたかったので、朝食は軽めにしておく。

耳鼻科でもらっている薬がなくなったので、電話をして、同じ薬を処方してもらいたい旨を伝える。これだと診察の順番を待たなくていいのでありがたい。30分ほどで用意しておきますとのこと。仕事の切りが悪かったので、12時半ごろうかがうとすでに午前中の診察時間終了の札が出ていた。「あれっ、やっちまったかな」と思いつつ、ドアに触れると開いたので、入って行くと先ほど電話に応対してくれた受付の方が「12時15分までなんですよ。大丈夫ですけど」と言った。す、すみません。保険証を出すと、「うん?」という顔をされた。よく見たら歯科医院の診察券だった。ま、間違いました。「650円いただきます」と言われ、ぼっとしたら、もう一度「650円いただきます」と言われた。す、すみません。「お疲れみたいですね」と同情される。そ、そうかもしれません。

すごすごと医院を出て、向かいの薬局へ行く。

「まいばすけっと」に寄って行く。

仏花を買う。値段も手ごろで重宝している。

帰宅する。玄関前の薔薇たちをしばし眺める。

花びらの形も色もさまざまだ。

薔薇らしい薔薇だ。

3時を回った頃、散歩に出る。「そば新」で昼食。

カウンター席のみだが、一つおきに座るようになっている。もっともこのとき客は私一人である。

定番の天玉うどん(440円)。

駅前のパチンコ店は臨時休業中だ。

降りたシャッターには2種類の貼紙がしてある。一枚は「臨時休業」の貼紙。

もう一枚は、「パチンコ店は『3密』なのでしょうか?」という世間の目に対する反論。営業を続けるパチンコ店はニュースなどで目の敵にされているようなところがあるが、「密閉」「密集」「密接」のいずれにも当てはまらないということが書かれている。少々無理やりなところもあるが、「たしかに」と思えるところもある。

食後のコーヒーはサンカマタ商店街の奥にある「和蘭豆」で飲む。

「和蘭豆」は「らんず」と読む。「オランダ(和蘭)の豆」という意味だが、日本にコーヒー豆が初めて入って来たのは、江戸時代の中ごろ、長崎から入国したオランダ人によってであることに由来する名前である。

ブレンドコーヒー(600円)を注文。テーブルは一つおきに座るようになっている。もっとも二人客は対面に座ってもよいようである。

スイカのチャージをする。最近、スイカは本来の使い方ではなく、もっぱら支払いのときに使っている。

しばらく電車に乗っていないなぁ。「どこか遠くへ行きたい」「ここではないどこかへ」という願望を抑えている。

夕食は鶏のササミの梅紫蘇焼き、タラコの昆布巻き、笹かまぼこ、サラダ、茗荷のかき玉汁、ごはん。

鶏のササミの梅紫蘇焼きは歯ごたえも風味もよい。

妻は一日おき(ウォーキングに出ない夜)に「リングフィット・アドベンチャー」で筋トレをしている。戦闘力(筋力)を高めながら敵と戦っている。ポイントのたまり具合が悪いと、途中でやめることができないみたいである。厳しいな。

風呂に入る前に、小雨の降る中、近所の自販機に風呂上りに飲む冷たい飲み物を買いに出る。

家を出るときは「濃いめのカルピス」を買うつもりだったが、自販機の前に立って、考えが変った。

コカコーラ(オリジナル・テイスト)にした。たまに飲みたくなる味である。

今日、京都大学の大学院に行っているカナエさんとLINEで連絡をとったのだが、緊急事態宣言が出てから横浜の実家に戻って論文を書いているそうだ。演習はオンラインで受けているがどの先生も四苦八苦されているとのこと。

「四苦36、八苦72」と私がおやじギャグを言うと、「36と72を足すと108.煩悩の数ですね」と知的な返しをしてきた。私も負けじと考えて、「36と72を掛けると2592。『地獄に』ですね」と返す。

いや、ほんと、オンライン授業の準備は大変だ。

3時、就寝。

 


5月17日(日) 晴れ

2020-05-18 02:13:57 | Weblog

10時半、起床。

雨戸を開けると、五月晴れが戻っていた。

太陽の光を透す新緑の葉がきれいだ。

トースト、カレー&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

カレーには目玉焼きをトッピング。目玉焼きはレアが好み。トロリ感と色がきれいだ。

同僚の先生の何人かのご自宅に電話を掛ける。通常であれば、大学に出たときに、研究室のドアをノックして対面でお話するところだが、それができないので、かといってたんなる伝達ではなくお願い事なのでメールでは丁重さに欠ける。こういうときこそ電話の出番である。「肉声」という表現があるようにメールより電話の方が身体性が担保されている(言い方を換えると、お願い事を引き受けていただける確率がアップする)。

午後、3時を回った頃、散歩に出る。

気持ちのいい日だ。東京は、一年中で、いまが一番いい季節なのではないかしら。

ガード下を通って東口方面へ。

「カフェ・スリック」に顔を出す。

前に二組待っている人がいたので、神田さんに声掛けしてから、隣接のギャラリー「TEBuKURO」をのぞく。

以前、谷井直人という作家のコーヒーカップとソーサーをここで買った。白地に「貫入」と呼ばれる釉薬が細かいヒビ模様を作っているデザインに惹かれた。

今日は同じ作家のやはり「貫入」の平皿を購入した。カップと一緒に使いたいが、カップの方は研究室にあるので、しばらく離れ離れだ。

順番が来て、抹茶シフォンとアイスティ(どちらもテイクアウト仕様)を注文。

客の流れが途絶えた時間だったので、神田さんと少しおしゃべりをする。雨の昨日は客足はさっぱりだったそうだが、今日は開店時から忙しかったそうだ。ドリンクはホットも用意しているが、圧倒的にアイスティーやアイスコーヒーが出るそうだ。

こちらがテイクアウト用のメニュー。

今週もお疲れ様でした。月・火はお休みで、来週は水からだ。またうかがいますね。

午後5時頃の西の空。

西日の中の桜並木。

妻に頼まれていたトマトを買ってくるのを忘れてしまった。夕食前にもう一度が外出。

近所のスーパーに行く。

普通のトマトとミニトマトを購入。トマトは特売品を買ったので、ミニトマトとそんない値段が違わなかった。

夕食は春巻き、アスパラのベーコン巻、ホタテ(貝柱)の竜田揚げ、サラダ、味噌汁、ごはん。

揚げ物、焼き物はワンプレートで。

電話をまた数本かける。今日かけた方々は全員お願い事を引き受けていただけた。

深夜、近所をウォーキング&ジョギング(4キロほど)。

風呂を浴びてから、radikoで「山下達郎のサンデーソングブック」と「福山雅治の福のラジオ」を聴く。

2時半、就寝。

 

 

 


5月16日(土) 雨

2020-05-17 14:02:11 | Weblog

10時半、起床。

一度、8時半に起きたが、1時間ほどして(寝たりない気がして)もう一度布団に戻り)、1時間後に起きた。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。朝の体重を見て、軽めの朝食にした。

「梅雨の谷間」という表現があるが、今日はその反対、「五月晴れの谷間」である。朝から雨が降っている。「週末の外出自粛」を促すような雨である。

「生協から牛肉の大和煮の缶詰が届いているわよ」と妻が言ったので、昼食はそれにしよう。K&Kの牛肉大和煮缶は量が多そうだ。ノザキの牛肉大和煮(写真は2缶)くらいでちょうどいい。ニッスイの焼肉牛は焼肉であって大和煮ではない(今日はパスだ)。

牛肉の大和煮丼。汁もごはんに全部かける。懐かしい味だ。牛丼とも焼肉丼とも違う、大和煮丼である。ちなみに「大和煮」とは醤油・砂糖に生姜などの香辛料を加えて甘辛く煮たもので、牛肉の大和煮が代表格だが、かつては鯨肉の大和煮の缶詰も人気があった。

3時から卒業生のマサコさん(論系ゼミ5期生)とオンラインカフェ。3月の半ばに4月下旬のカフェ(リアルなやつ)を約束していたのだが、こういう事態になって、オンラインカフェに切り替えた。

彼女は特別区の職員をしている。多くのサラリーマンが在宅勤務をするようになっても、公務員は、仕事の性質上、連日通勤である。お疲れ様です。

画面が縦長なのはパソコンではなくスマホを使っているからである。お部屋の壁紙が高級感が漂っている。「今日はご実家ですか?」と聞いたら、彼女のマンションだった。この壁紙はお気に入りらしい。お部屋も12畳大と広く、おまけに8畳大のロフトも付いてるそうだ。さぞかし家賃が高いのではと思ったが、そうでもなかったのは、埼玉だからである(東京が高すぎるのだ)。スマホ片手にお部屋の中やベランダからの景色を見せてもらった。

マサコさんは表情も話し方もほんわかしている。元々そうなのだが、この閉塞感と不安で覆われた日常の中でもそれが変わらない(印象を人に与える)というのは大したものである。もしかして変わらないのではなくて、前回(昨年の秋)カフェをしてから今日までの間に、何かいいことでもあったのかしら(笑)。

オンラインカフェは2時間を越えた。後から自撮りした写真を送ってもらった。ティッシュボックスとお菓子の缶で作った台の上にスマホを置いて話していたのだが、何だか、スマホが位牌のように見える(笑)。近所のパン屋さんで買ってきたというデニッシュがお供え物っぽい。これはたぶんスマホの画面が黒いせいもあるだろう。黒い漆塗りの位牌に見えてしまうのだ。これに向かって語りかけていたということは、私はあの世の人だったのかもしれない。南無阿弥陀仏。

「スマホの画面を明るくしてもう一度撮ってみてくれる?」とリクエストして、送ってきてもらった写真がこちら。いくから緩和されたものの、一度位牌に見えてしまうと、どうしてもそう見えてしまう。白木の位牌ね(笑)。デニッシュのお供えものがなくなったのは、片付けたのではなくて、短時間の間に食べてしまったからである。オンラインカフェをしている最中は、なかなか固形物は食べにくい(私はもっぱらアーモンドチョコレートだ)。きっとお腹がペコペコだったのだろう。

楽しい時間でした。次回はリアルカフェができるかな。どうぞ日々健康で!

夕刻になっても雨は降り続いている。

今日は「ステイホーム」の一日になりそうだ。

階段の途中の窓辺に置かれたフクロウたちは妻のコレクションだ。

夕食は麻婆茄子、豚肉と卵と舞茸と甘唐辛子の炒め物、ワカメとネギの味噌汁、ごはん。

「桑田佳祐のやさしい夜遊び」を聴きながら今日の日記を付ける。東京FMの開局50周年ちなんで1970年のヒット曲特集。クリフ・リチャードの「幸せの朝(アーリー・イン・ザ・モーニング)」やカーペンターズの「遙かなる影(クローズ・トゥ・ユー)」とか懐かしい曲がかかった。高校1年生だった。

のど飴を舐めながら。そろそろ「日常生活の社会学」の次回の収録の準備に入ろう。

2時半、就寝。