フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月23日(日) 雨のち曇り

2024-06-24 11:47:14 | Weblog

8時、起床。

チーズトースト、牛乳、珈琲のシンプルな朝食。

昨日から自宅の側の電線にカラスが止まって鳴いている。子供のカラスが、怪我をしているようには見えないが、地表に近い場所にいて、飛び立てずにいるのだ。何年か前にも似たようなことがあった。巣立ちのための飛行訓練中に疲れて「もう飛びたくない」と言っているような感じ。電線に止った親ガラスは「飛び立ちなさい」と鳴いている。そばを人が通ると威嚇するような素ぶりを見せる。ずっと見ていたわけではないが、食べ物も運んでいるのかもしれない。夕方になって親ガラスは巣に戻っていったようで(他の子ガラスもいるのだろう)、今朝、またやってきて鳴いている。もし飛べるのであれば(気持ちの問題であれば)、親に心配をかけるのもほどほどにして、そろそろ飛び立った方がよいのではなかろうか。

昨日のブログを書いてアップする。

11時半頃、家を出て、鹿島田駅に向かう。

12時に卒業生のホナミさん(論系ゼミ3期生)と待ち合わせ「パン日和あをや」へ向かう。前回、彼女と会ったのは昨年の11月だから、7か月ぶりである。本当は新緑の頃にお会いする約束をしていたのだが、彼女のお仕事の都合で一カ月ほど延びて、梅雨カフェとなった。この数カ月、あちこち出張などが入って、かなりお忙しかったらしい。

二階の和室を予約しておいた。まずは乾杯。私はアップルタイザー、彼女はサイダーティー(6月のドリンク)。

パプリカのポタージュスープと「パンが楽しいお皿」を注文する。前に「パンを楽しむお皿」というのを注文したことがある。それはいろいろな種類のパンを楽しむお皿だったが、こちらはパンにいろいろなものをのせて(つけて)楽しむ皿である。ヘルシーだけれど質素ではない、賑やかな食卓である。

食事が一段落したところで、一階のテーブル席にいるヨシノリさん、ナナさん夫妻に声をかける。二人はわれわれが店に入ったときに先客としていて、二階席に行きたかったのだが、予約が入っていると知って、「もしかして大久保先生がいらっしゃるのかしら」と思っていたそうである。ヨシノリさんは早稲田の文学部の卒業生で、在学中は面識はなかったのだが、当時から私のブログの読者で、その影響でナナさんもブログの読者となり、二人でブログに登場するお店に行くようになり、これまで「スリック」や「きりん珈琲」で遭遇したことがあったが、「あをや」では初めてである。お久しぶりですね。

二階に上がっていただく。私のブログで写真では見ていたが、実物の見るのは初めてで、興味深げに室内を見まわしておられた。(二階にはちゃぶ台が2つあるが、一組入ると貸し切りになるのである)

ヨシノリさんは地方公務員をされているが、社会人入試で大学院に入り、行政学を勉強し、最近、博士論文を書き上げたそうである。それは頑張りましたね。

二人はこの後、川崎大師に行き、夕方から「マーボ屋」で食事をする(予約済)そうである。「マーボ屋」が今月末で閉店することは私のブログでご存知で、食べ納めということである。

またどこかでお会いしましょう。

二人を見送った後、われわれはほうじ茶ミルクティーとチョコクロワッサンでランチの締めとする。

二人はホナミさんのことをご存知だった。カフェで遭遇したことはないが、ブログによく登場されるからとのこと。そうね、年に二、三度は登場してますよね。

私はたまにカフェで「大久保先生でいらっしゃいますか?」とブログの(面識のない)読者の方から声をかけれれることがあるのだが、ホナミさんもそのうち「大久保先生のブログに登場されるホナミさんですか?」と声を掛けられるかもしれませんね(笑)。

店を出るときご主人に写真を撮っていただいた。

矢向駅に向かう道を歩く。

ホナミさんは川口春奈に雰囲気が似ているが、彼女の主演する『9ボーダー』を毎週楽しみに観ていて、まだ最終回は観ていないそうなので、私の感想は封印しておくことにした(笑)。

3時に予約を入れておいた「ティールーム101」に行く。

彼女とは「スリック」の閉店の日(2022年2月26日)に一緒に来ている。「ティールーム101」は昨秋に続いて二度目の訪問である。

マダムの愛犬だったラズリーのフィギアが1つ増えていた(右側)。ちょうどお店に先客でいらした常連の方が作ったものである。「ラズリー1号」「ラズリー2号」と呼ぶらしい。

先にシフォンケーキを選び、紅茶はマダムにお任せで、私はロード・ベルガモット(スティーブン:スミス)、ホナミさんはポートランド・ブレックファースト(同)だったかしら。

私がチョイスしたのはクリームチーズとパイナップルのシフォン。

ホナミさんがチョイスしたのは桃とカルピスのシフォン。

今日はご主人と息子さんは羽田空港に飛行機を見に来ているそうである(南大沢のご自宅から車で)。タイミングが合えば、蒲田で合流して帰れそうである。連絡をして4時過ぎに蒲田駅東口のロータリーで待ち合わせることになった。私は彼女が車に乗るのを見届けた。私は手を振り、彼女と旦那さんと息子さんも私に手を振った。

帰宅すると、子カラスの姿はもうなかった。親カラスと一緒に無事ねぐらに帰っていったことだろう。

ホナミさんからお土産にいただいたお菓子を妻と食べる。

今日撮った写真の整理。

レビューシートのチェック。

夕食はととろ芋、焼き鮭、がんもどきとワカメの煮物、茄子の味噌汁、ごはん。

ヨシノリさんとナナさんは「マーボ屋」で何を召し上がったのかしら。ナナさんはマーボ豆腐がお気に入りのようだったからはそれは外せないだろう。

デザートは小玉スイカ。

食事をしながら『ハッピーアワー』の続きを観る。5時間半の長尺なのだが、倍速で視聴しようという気は微塵もない。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

『ハッピーアワー』を最後まで観る。実に面白かった。「ハッピー」という言葉とは裏腹にずっと持続している不穏な空気から目をそらすことができなかった。

1時、就寝。