フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月10日(火) 晴れ

2023-01-11 11:16:25 | Weblog

8時、起床。

居間では『舞いあがれ!』がかかっていたが、それは見ないようにして、トイレ、洗面(髭剃り)、一階の雨戸を開け、仏壇と神棚に手を合わせ(仏花の水を替えたりもする)、着替えなどをしていると15分くらは経つ(朝ドラは終わっている)。それから居間に隣接したキッチンで朝食を作る。朝食は定食のようなものなので、「さて、今朝は何を作ろうか」と思案することない。パンを焼いたり、紅茶を淹れたり、玉子を焼いたり、ウィンナーを茹でたりするのは同時並行でできるから5分もあれば作れる(サラダは妻が二人分を作っておいてくれる)。

トースト、目玉焼き、ウィンナー、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

食事をしながら『舞いあがれ』(録画)を観る。柏木が電話で舞いに「大丈夫?そっちに行こうか?」と聞く。舞は「大丈夫」と答える。そう聞けば、そう答えるだろう。聞かずにすぐに行くべきだ。

チャイの散歩。今日は風が吹いていて、路上の枯葉が動いているのをチャイが追いかけている。枯葉が自分の意志で動いていると思っているのかもしれない。

昨日のブログを書いてアップする。

授業の準備。

1時半ごろ、家を出て大学へ。

東京駅で地下鉄に乗り換えるとき、久しぶりに地上を歩く。オアゾビルの地下街ができるまでは殺風景な地下道ではなく地上を歩いていたのだ。

JRの高架下には飲食店が並んでいて、よく行っていた店もあったが、それはもう無くなっていた。

早稲田に着く。

「タビビトの木」に昼食を食べに行く。ご主人と新年の挨拶を交わす。

カレープレートを注文する。

年末年始バージョンでワンプレートになっている。

パパド(豆の粉で作った薄焼き煎餅)は、食べ方は自由だが、私は砕いてトッピングして食べる。

食後にカフェラテ。両側のテーブルに二人連れの客がいて、左側の女性たちは結婚や育児を話、右側の学生とおぼしき男女は恋話をしていた。それぞれに興味深い内容で、なかなか読書に集中できなかった。

会計のとき、ご主人から年賀状をいただいた。ご主人のお名前が「尾林安政」さんであることを初めて知った。

「よしかわ」でお八つのおはぎを買っていく。

小ぶりなので2個にしたが、1個だけ買うというのはなかなか心理的に難しいものである(たぶん一個入りの箱は用意されていないだろう)。

新年初登校である。

スロープで同僚の先生と立ち話。

授業中の時間は中庭に学生の姿は少ない。今日は寒い。みな、建物の中にいるのだろう。

研究室でおはぎを食べながら、オンデマンド授業の原稿書き。おはぎは粒あんとあん入りのきなこ。うん、美味しい。

5限は演習「現代人と孤独」。今日の発表は次の3本。

 「孤独に立ち向かう音楽」(映画『オデッセイ』を素材にして)

 「現代人と孤食」(コミック『孤食ロボット』を素材にして)

 「孤独とその影響についての考察」(映画『パフューム ある人殺しの物語』を素材にして)

授業を終え、研究室で雑用を片付けてから、6時20分に大学を出る。これなら7時半前に帰宅できる。我が家では夕食は7時半と決まっているのである。

帰りの電車の中で『中庭のオレンジ』を読み終わる。

夕食はチーズの豚肉巻き、黒豆、味噌汁、ごはん。

タレは「今半」のすき焼きの割り下を使っている。

食事をしながら『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』初回(録画)を観る。効率重視の裁判の進め方に疑問をもつ判事の柊木雫(北川景子)は母校であるロースクールに実務家教員として派遣される。そこで効率よりも人(被告)とじっくり向き合わねばならないという理念を(周囲の反発に抗しながら)実践していくというストーリー。『イチケイのカラス』とテイストが似ている。★★★★(次回も観よう)。

オンデマンド授業のコンテンツをアップする。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時、就寝。授業が始まるとなかなか12時に寝るのは難しい。